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人妻調教 わたし物語
【調教 官能小説】

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絵里子-4



絵里子がホテルを出た頃には11時を少し過ぎていた。
娘のミナが帰ってくるのが11時40分頃。
母親が迎えに来なければ、ミナは家に帰れない。
通園バスを降りることができないからだ。
過去に親の迎えのないままに園児だけを降ろして、殺害された事件があった。
自宅に空き巣が押し入っていて、運悪く鉢合わせしてしまったのだ。
以来、どこの幼稚園でも親の迎えがなければ園児は帰宅させないように指導されていた。
タクシーを飛ばせば、まだ間に合う時間だった。
絵里子は往来に出ると、すぐにタクシーを拾って乗り込んだ。
タクシーに乗るとエルメスのトートバッグの中から財布を取り出した。
サイフを開いて中身を確かめた。
10万のかねが入っていた。
このうちの6割が絵里子のものになる。
いや、契約は5万だったから、そのうちの3万と残り5万はすべて絵里子のものになる。
うれしくて小躍りしたい気分だった。
絵里子の予想どおり今日の客は50歳を超えていた。
訊けば年齢は60歳に近かった。
慣れていないのか、絵里子を腫れ物に触るように扱っていた。
せっかく高いかねを払っているのにもったいないことだ。
夫から買ってもらったトートバッグの中には絵里子を虐めるための性具が入っている。
ヴァギナ用のバイブもあれば、アナル用の細いバイブも入っていた。
手錠とロープも入れてある。
イチジク浣腸は5個も入っていたのにまったく使いもしなかった。
絵里子に手錠を掛け、バイブで膣と肛門を一緒に虐めるくらいがせいぜいだった。
こんな客ばかりなら、なにも苦労することはない。
身体は物足りなさを訴えていた。
この世界に突き落とされて泣いていたのは、ほんのわずかのこと。
すぐに妖しい世界の魅力に取り憑かれて絵里子のほうが夢中になるようになった。
見知らぬ男に肛門まで覗かれて辱められる屈辱は、女の芯に火をつけて、泣きじゃくる毎に得体の知れない炎を燃え上がらせた。
お尻を強く手のひらに打たれながら、もっと打ってくださいと、泣きながらねだるようになるまで、そんなに時間はかからなかった。
やがて病みつきになって自ら被虐の住人となりたがるようになった。
完膚無きまでに陵辱してもらい絶対的に支配してくれるご主人様を欲しがるようになった。
どうしてこの世界をもっと早くに知っていなかったのだと、いまでは歯噛みさえしたくなる。
絵里子は今年で27歳になる。
夫の浩介とは5年の恋愛の末に結婚した。
もはや夫との営みに新鮮さはなかった。
惰性で繰り返しているだけだ。
夫に支配してもらおうとは思わない。
夫にそんな力量はない。
夫に求めなくても、絵里子には立派なご主人様がいる。
そのご主人様の命令で、絵里子はこの仕事をつづけている。
家の近所まで近づいて、絵里子はタクシーを降りた。
どこにもおかしなところがないのを確かめてから、通園バスの停留所へと向かった。
交差点の角を曲がると、すでに7,8人の母親が向かえに来ていた。
若い母親もいれば、歳のいった母親もいる。

「あら、いまお帰り?」

声を掛けてきたのは、今朝も絵里子に声を掛けてきた古参の母親だった。

「銀行とか買い物とかしてたら遅くなっちゃって」

ついさっきまで、見知らぬ男のオモチャになっていたといったら、どんな顔をするだろう。
それを想像すると、自然と笑みがこぼれた。
こんな素敵な笑みをみせることができるようになったのも、みんなご主人様のおかげだ。
借金苦に喘いでいるときは、娘を連れて心中まで考えた。
通園バスが見えてきた。

「本当に大変よねぇ」

なにが大変なのか、わからない。
誰かのいった声に適当に相づちを打っただけだ。
みんな不満を抱えている。
欲求不満に喘いでいる。
顔には出さない。
だが、女の絵里子には手にとるようにわかる。
通園バスが止まって、娘のミナが降りてくる。

「それじゃあ、また」

ミナの手を引きながら、誰ともなく頭を下げてその場をあとにした。
ふたりで手を繋いで自宅へと向かった。
そっと振り返って、やはり子ども達と手をつないで帰宅の途に向かう母親たちの背中を見つめた。

「みんなご主人様を作ればいいのに……」

誰にいうともなくつぶやいた。

「ごしゅじんさまって、なあに?」

ミナが見あげていた。
絵里子は少しだけ考えた。

「白馬の王子様よ」

不思議そうに見上げるミナに、あなたも早くご主人様を見つけなさいと、絵里子は笑いながらいった。




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