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続・華麗なる転身
【SM 官能小説】

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第16章 胎児の交換-3

第16章 胎児の交換(3)

 芳子は診察台に乗せられていた。両脚は膝を大きく曲げ、左右に開かれてベルトで止められた。両手は頭部近くで万歳する形でくくられていた。
 不安そうにマヤの動きを目で追っている。すると、芳子の小ぶりな乳房は柔らかく崩れて、身体の外に向かってだらしなく垂れ,乳首が右に左に揺れ動いている。
「さて、お腹の赤ちゃんの始末をしなくちゃね」
 不安そうな芳子がいっそう暗くなった。
「やっぱりだめだったの?」
「心音も聞こえないし……」
 普段はきつい言葉を発するマヤだが、やはり女性なのか、このときばかりは同情するような声がけだった。
「だいぶ乳首も大きくなってきたね。……どれっ?」
 マヤはその乳房を根元からしごくように揉んだ。ジュッと白い液体が乳首から滲み出した。
「もう、オッパイのほうの準備はできてたんだねぇ」
 拡がった股間を前に、背中を丸めて女の溝を覗いている。
「妊婦らしい、良い色合いね。……それに柔らかい。……残念だったわね。初めての赤ちゃん……でも、中絶座薬に耐えて、お母さんとしてはずいぶん頑張ったじゃない。えらかったわよ。……愛する旦那の子供ならわかるけど。……まぁ、無理矢理妊娠させられたんだから悲しみも半分ってとこかしらねぇ」
 赤みがかった皮膚に、妊婦特有の焦げ茶色の肥厚して盛り上がった楕円形の女の丘をマヤが叩きながら芳子の顔をみた。芳子の顔にはうっすらと涙が浮いていた。真っ直ぐに伸びかけた陰毛が硬く、叩いたはずのマヤの手のひらが痛くなった。
「ユキっ!……このむさいのを剃っちゃって……まるで亀の子たわしだわ」
 一転、いつものマヤに戻って張りのある声で命じた。
 明るく返事をしてユキが、カミソリを手にして近づた。
 石けん液を泡立て、ピンピンと跳ねる陰毛に塗り込める。カミソリが硬い陰毛に阻まれ上手く進んでいかない。
「あらっ、苦戦してるじゃない……まぁ、何度も剃っちゃってるからねぇ。これでは大変。……そうだ、バリカン使ってみれば?簡単よ」
 甲高い音を立てた電気バリカンが股間を動き廻る。たちまち、根元まで刈られた陰毛があたりに飛び散っていく。たちまち青々とした逆三角形が浮き出てきた。
 妊娠六か月の終わりなので、飛び出た腹のために股間での作業は芳子には全く見えなかったが、だんだん股間が涼しくなっていくのがわかる。ブルッと芳子の身体が震える。
「大した量じゃ無いのに、これでけっこう暖かかったのね」
 短く波打った陰毛を手に取り、芳子の顔に近づけた。芳子は顔を背けた。
「嫌がったら可哀相よ。今まで暖めてくれたのに……」
 伸び始めていた茂みがきれいに剃毛されて色つやの良い地肌が出てきた。

 ユキが蒸しタオルでギュッギュッと拭うと堂々とした女の中心が現れた。
 黒紫色になった乳房の乳暈に負けないくらい、強烈な花びらの色だった。花びらの形はは左右対称で綺麗だった。花びらは秘裂全体をグルリと囲むには長さが足りなかったのか、クリトリスの亀頭から二つに分かれ、膣口の手前で消えていた。
 女の溝そのものは普段目にするものより短く、五センチくらいの長さだった。

「まぁ、綺麗になったわね」
 マスクをしたマヤが芳子の秘裂を前にして椅子に寄りかかりながら立った。
「始めるわよ。まずお腹の中の死んだ赤ちゃんを取り出すわ。今日は麻酔なしね」
 ユキが気の毒そうな目で芳子の顔を見た。
 様々な器具や道具を乗せたワゴンをそばに引き寄せ、マヤは手袋はめて椅子に座った。
「ライト!」
 昼光の中での作業のように芳子の股間が照らされ、ワゴンの上のステンレスが目映く輝いた。
 ジィィというライトのうなる音が聞こえる。
「こわいわ。……ああっ、冷たい」
芳子の心細そうな声が聞こえてくる。
 真顔のマヤは無言でことを進めていく。真剣なときは喋らない。
 マヤはまず大きな鳥の嘴のようなクスコを膣に挿れ、中を大きく開いていく。キュキュッと回すねじと手袋が擦れる音がする。ブルブルと震えながら女の口を守っていた陰唇が開いていく。不安が募るのか、女の尖りが萎縮して包皮の中に納まっている。
 頭に付いているライトで膣内を照らす。
 ライトが動き、膣の奥に小高く盛り上がった部分が見える。中央が、への字をした子宮口だった。赤ちゃんを守る母親の気持ちなのか、子宮口までが抵抗しているようだ。
<第16章 胎児の交換(3)おわり この章つづく>


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