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わかんない
【複数プレイ 官能小説】

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湯上り-8

・・・・・

彩香は 部屋の隅にある小さな灯りをつけると
部屋の灯りを消してしまった

真っ暗ではない 十分見える

「・・・・・ほんとに いいの?」
彩香は 座布団に座り直し
翔の方に少しだけ身体を近づけながら 俺に聞いてきた

「知りたいんだ 彩香の 過去も」

俺がそう言うと
彩香は 少し俯いてから

翔にさらに身体を近づけた・・・
「・・・・・・・翔」
「彩香・・・・・・」

部屋の隅の灯りが 二人の動きを照らしていた

彩香が 翔の頬を 軽く触り
顔をゆっくり近づけていく

すごくゆっくりに感じた
自分の心臓の鼓動が 激しいのがわかってしまう・・・

そして
彩香が 翔の唇に 軽くキスをして 
すぐに口を離した


「・・・・・・こんな感じだよ」
彩香は 少し恥ずかしそうに話すと
俺の方を見て 小さく笑った

「俺まで 恥ずかしかったよ・・・」
翔も 少し照れ笑いをしながら 
俺と彩香を交互に見て 話した

「次は 俺の希望を聞いてもらうよ・・・・二人のキスを 見せてよ」


彩香は 小さく頷いて
俺の方に身体を移動させてきた・・・・

「ごめんね  キスしちゃった」
彩香は 俺を見上げながらそういうと
顔を近づけ 目を閉じていく
少し 許しを請うようにも見えた

俺は 彩香の髪を撫で そのまま 頭を抱えていく
そして ゆっくりキスをしていく
しっかりと唇を密着させ
翔に見せるようにキスをしていた
「ん・・・・・あ・・・」
彩香が少し甘い声を出す 
その開いた唇を舐めていく
さっき 翔としたキスを 消してしまいたい気持ちで・・・


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