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おっぱい搾乳訓練所
【学園物 官能小説】

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7.おっぱい反省-3

「そうねぇ。 もう赤ちゃんじゃないんだから、下(しも)がだらしないのは勘弁して欲しいです」

 ふんぞり返っているみさきからすれば、コメツキバッタと変わらないだろう。

「で、他にもありますよねぇ〜」

「ほ、他に、ですか? そういわれても……」

「……もしかして、これで終わりですか?」

 口を噤んだ朋美を、みさきは信じられない様子で見つめる。 口を開けてポカンとしている。

「この程度の反省なんて前代未聞です……先輩に報告して、善後策を立てないと……」

「お、終わりではないですっ。 え、ええと……っ」

 朋美は焦った。 既に思考は論理回路が外れていて、いかにみさきの機嫌をとるかしか考えられない。 となると、みさきの様子からして、朋美は反省が足らないらしい。 もっともっと色んな反省をして、理由は思いつかないけれど、こじつけてでも反省しなくては――なんとかして、自分がみさきがいう所の『お乳の芯まで反省している』ことを、行動でもって示さなくては――!

「おっぱいが、だ、出せてないくせに、食事をして申し訳ありません! う、ウンチのとき、気張ってばかりで申し訳ありませんでした!」

「ウンチの匂いは?」

「つっ……く、くっさい匂いのウンチをして、反省しますっ!」

「色は?」

「あのっ、え、えとっ、下品で卑しい色です。 申し訳ありません!」

 みさきが発する単語に導かれるように、朋美は矢継ぎ早に自虐する。 おっぱいの形、色、肌、乳輪の拡大具合から乳首の勃起具合。 クリトリスの勃起から膣や肛門の濡れ具合まで、思いつく限り自分の肉体を貶める。 みさきが『反省内容が被ってきたし、このくらいにしておきましょう』というまで、優に30分を超えて反省が、そして謝罪が続いた。

「はぁ、はぁ、はぁ……」

 肩で息をする朋美。 どうにか自分は許して貰えたようだ。 みさきの温和な表情が、朋美の反省に彼女が満足していることを仄めかす。 

 朋美の予想は決して間違っていなかった。 初日の反省としては、30分以上反省できたなら、他の例と比べて遜色はない。 

「よく分かりました。 みっともないおっぱいを揉ませてしまったこと、無様な乳雲を見せてしまったこと、最後まで搾って搾って搾りきれなかったこと。 お乳の芯まで反省できたようなので、反省については及第点をあげましょうね」

「っ! あ、ありがとうございます!」

 ニッコリほほ笑むみさきと、喜悦で歓声をあげる朋美。 けれど、みさきが次に発した言葉で、朋美は絶句することになる。

「それだけ反省しているんですから、たっぷり『反省乳搾り』が必要でしょう。 既にある『30分』は、『搾乳環』で搾るとして、追加で何分『反省乳搾り』が必要になりますかね。 勇ましく『反省』を並びたてた以上、それに見合う気持ちを、行動で表さなきゃ嘘ですもんねぇ。 ちなみに朋美さんは、どのくらい必要だと思います?」

 反省に行動が伴う……すでにみさきの言葉に慣れてきた朋美には、彼女が何が言いたいか分かってしまう。 つまり、朋美に更なる『反省乳搾り』を、自分から乞うように命令しているのだ。

「あれだけ、くっさいウンチをひり散らかして、大きいだけのだらしないおっぱいで、お乳の一滴もだせない分際で、いまさら『1時間』や『2時間』で済むとは思ってませんでしょう? さ、遠慮なく『反省乳搾り』の時間を申し出ましょう。 明日の朝まで、時間はそれなりに残ってますから」

 1時間や2時間で済まない、つまり『2時間以上』、自分から搾乳を乞う、しかも『搾乳環』を使っての強烈な乳搾りだ。 朋美は何とか声を搾りだそうとするも、口がパクパクするばっかりで、掠れた嗚咽しか出てこない。

「朋美さんがどれくらい反省心を見せてくれるのか……ちゃぁんとお乳の芯まで反省しているのか、ここが踏ん張りどころです♪ しっかり反省できるよう、正直にお乳を搾りましょう。 さ、何時間にするんですか?」

 全身から血の気が引いて、周囲の気温が一気に下がる。 朋美は正面のみさきを正視できず、キョロキョロと周囲に視線を彷徨わせる。 ただ、どこにも助けはなく、朋美に残された選択肢は、みさきの不興を買わないために、めいっぱい『反省乳搾り』を乞うことだけ。 応答を間違えれば、きっととんでもないことになる。 朋美がお願いするべき『反省乳搾り』……2時間……否、3時間でもみさきは満足しないだろう。 じゃあそれ以上申告するとして、朋美は、いや朋美のおっぱいは『搾乳環』に耐えられるだろうか。 すでに丸1日もの間びっちり搾られてカンカンになったおっぱいで、いったいどれだけ耐えられるだろう。

「早く言わないと、どんどん時間ばっかり過ぎちゃいますよぉ」

 朋美の葛藤を見透かすように、下卑た笑みを浮かべながら訪ねるみさき。 ゴクリ、朋美は唾を呑み込んで喉を鳴らすと、掠れた声で、

「……4時間……」

「え? 何ていいました?」

「……よ、四時間……反省します。 反省乳搾り、お願い……します。 追加で4時間……と、朋美の大きいだけでだらしないおっぱいを……し、搾って搾って、搾り抜いて……ください」

 消え入りそうな小さい声で申告した。 満足気に頷くみさき。

「あらあら、4時間も反省するなんて、よっぽど自分でダメだって分かってる証拠です。 今から反省を4時間だと、ペナルティ乳搾りと併せたら6時間近くになっちゃいますねぇ。 夜中を回っちゃって、眠れるのは3時間きっちゃいますけど、大丈夫ですか?」

「……はぃ……」

 わざとらしく驚いたようにみさきが尋ね、蚊の鳴くような声で朋美が応じた。 覚悟を決めた、というよりは、虚ろで感情が籠っていない、機械みたいな声色だった。

 朋美の乳搾り地獄、まだまだ始まったばかりである。


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