オマケ２：勉強する受験生-6
「な、何か言ってよ。女にここまで言わせて黙ってるなんて酷いよ。で、どうなの、陸は姉ちゃんを愛してないの？」
何も言わないボクに堪えれなくなった姉ちゃんが、恥ずかしさを誤魔化すように畳み掛けてきた。
姉ちゃんの真っ直ぐな視線が、ボクの答えを待っていた。
「ボクも同じだよ。初めてのオナニーのオカズは姉ちゃんだよ。姉ちゃんが大好きだよ」
ボクは素直に答えながら姉ちゃんに抱きついた。
異常なくらいエッチな姉ちゃんにとって、自分がオナニーの対象になっていたとの告白は、どんな愛の言葉にも勝っていたと思う。
「嬉しい…」
もう、勉強の邪魔をするなとは言わなかった。それどころか、感激した姉ちゃんは、涙を流しながらギュウッとボクを抱き締めてくれた。姉ちゃんのいい匂いと、柔らかな体がボクの心を弾ませた。
ボク達はお互いの愛情を噛み締めるように唇を求めあった。
この時の姉ちゃんの全身全霊の愛の籠ったそのキスは、セックスだけでは決して得ることのできないほどの感激をボクには与えてくれた。
同じ思いを姉ちゃんに味わって貰おうと思い、ボクも心を込めて姉ちゃんの愛情に応えた。
「昨日、陸が美弥子さん達の誘いに乗らなかったことが凄く嬉しかったの。あれで陸のことが益々好きになったんだよ。これからもずっとパートナーとして信頼できるって思ったの」
熱烈的なキスを交わした後、それを聞いてボクはホッとした。あの魅力的な誘いに乗らなかったのは、ホンの紙一重の意志の差だったからだ。
あの時、もし、美弥子さんだけじゃなくて、恵子さんも一緒に誘ってきたら、ボクは２人の魅力に屈していたと思う。
「ふう…」
ボクが安堵のため息を漏らすと、姉ちゃんはそれを違う意味で捉えてくれた。
「安心した？だから、陸と一緒なら【おまんこクラブ】に行っても姉ちゃんは大丈夫だよ。一緒にエッチなことを楽しもうよ」
確かに安心した。そう思うと可笑しなもので、ボクも俄然とエッチなサークルに興味が湧いてきた。
お父さんは、神秘性を秘めたお母さんを自分だけ抱けることに凄く興奮すると言っていた。ボクもそれがどんなものかを知りたくなってきた。
「わかったよ。一緒に行くよ。でもそれには条件があるよ」
取り合えず勿体ぶってみた。
「な、何よ…」
姉ちゃんが可愛い顔をしかめた。
「勉強しながらでいいから一発やらせて」
そう言ったボクはズボンと下着を一気にずらして、はち切れんばかりに勃起したチンチンを姉ちゃんに見せつけた。
「仕方がないなあ。陸のチンチンを入れながらでも頭に入るかな？」
姉ちゃんは満更でもない表情を浮かべながら下着を脱ぐと、机に手を着いてお尻をこちらに向けて持ち上げた。
「もし試験中に忘れたら、勉強中と同じ刺激を与えると思い出すらしいよ」
ボクはスカートを捲りあげて、姉ちゃんのスベスベのお尻を撫でながら言った。
「じゃあ、オナニーしながら試験を受けないといけないね。うふふ【おまんこ勉強法】か。素敵ね♪」
やっぱり姉ちゃんはエッチだ。
「あっ、陸」
立バックの姿勢の姉ちゃんのお尻を開いて、アソコを舐めようとした時に姉ちゃんが声をかけた。
「何？」
「あたし、陸と恋人同士だけど、これからもあたしのことを【姉ちゃん】て呼んでね」
「どうして？」
ボクはガックリとしながら聞き直した。ボクは恋人気分で【海】って呼び捨てしたいと思っていたのに。
「だって、恋人気分でするよりも、弟にやられてると思った方が、エッチでゾクゾクするんだもの」
なるほど、姉ちゃんはやっぱり、とんでもなくエッチだ。
ボクは姉ちゃんのエッチな想いを満たすために、目の前の割れ目に舌を這わせた。
「やあん、やっぱり勉強にならないよぉ、あっ、あっ、いいよう、ああん」
確かにならないと思う。何故なら、今、部屋に入ってきたお母さんが、仲間に加わろうとして、嬉しそうに服を脱ぎ始めたからだ。
おしまい