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年下カレシ
【女性向け 官能小説】

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知らされた過去-7

新人時代にはよく同期の仲間で飲みに行っていた居酒屋の暖簾をくぐる。

だんだんと年を重ねるごとに飲みに行く回数は減っていった。

さらに亜美が結婚してからは、年に数回しか皆で集まることはなくなっていった。

こうしてどんどん友達とも疎遠になっちゃうのかなぁ・・・

そんな事を考えながら、奈々子は通されたカウンターの席で東海林が来るのを待った。


そして数分後、奈々子は久しぶりに私服姿の東海林を目にした。


「あ、東海林君、お疲れ。久しぶりの私服だから、誰かわかんなかった。」

「俺も、俺も。お互い年取ったな〜!なんてな。」


頼んだビールが来て、乾杯をする。


「お疲れー!」


しばらくはお互いの仕事の話が弾む。二人は日ごろの愚痴もあれば楽しい事も話した。


「でさー、俺内科勤務だろ?去年来たその小田先生ってさ、

まだ40ちょっと過ぎなのにすげぇ仕事出来んの。

背も高くてイケメンだしよ、なんか久しぶりに憧れる人できたわ。

そのうち医局長になってくんないかなぁ・・・。」

「へ〜。うちの病院でそんなイケメン先生なんていた?気がつかなかったよ〜。

今度見に行ってみようかな。科が違うとあんまりわかんないよね。

新しい先生来たまでは覚えてるんだけどな。」


そしてお酒がまわってくると、プライベートな話になる。


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