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年下カレシ
【女性向け 官能小説】

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初めての彼女?-2

夏休みが終わり高校の新学期が始まったある夕方、

奈々子は駅ビルの中にあるカフェで葵が来るのを待ち焦がれていた。


“相談があるんだけど、今日の夕方会えない?”


と昼の休憩中に葵から連絡が来たのだ。

会う約束をしていない時に思いがけず会える事は奈々子にとって幸せだった。


相談って何かな?と奈々子が考えていると、

近くに座っていた大学生くらいの女の子のグループがひそひそ話しているのが

聞こえてきた。


「ねぇ!あの子超かっこよくない?」

「誰?!どの子?」

「ほらあの背の高い。このカフェの入口にいる・・・あ、今こっち向かってきてる子!」

「うわっ本当だ。でも制服じゃん・・・高校生だよ。」


女の子たちの話し声が突然やむと、奈々子の目の前に葵が立っていた。


「ごめん、待たせちゃった?」


申し訳なさそうに葵が奈々子を見つめていた。

困った顔もかっこいいな・・・と奈々子は思ってしまう。


「ううん、大丈夫だよ。」


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