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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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男嫌いのマギー-11

 翌朝、先に目を覚ましたのはマギーであった。杉山はマギーに体を揺らされて目覚めた。取り乱したのは杉山であった。マギーの落ち着き払っているところを見ると、ベロベロに酔った姿を見せながらも記憶はしっかりとしているようであった。
 「若菜さんに見つからないように気をつけて出てって?見つかったら何を言われるか分からないから…」
 「は、はい!」
 「後でLINEするね?いーい、昨夜私が言った事は秘密だからね?」
 「わ、分かってます。」
杉山はそそくさと部屋を出て行った。周りに気を配りながら廊下を歩きエレベーターに向かう杉山。するといきなり右手の部屋のドアが開き口を塞がれ中へと引きずりこまれた。そう、若菜だ。まるでエイリアンが人間を引きずり込むかのような姿だった。
 「う、上原さん!?」
驚く杉山を椅子に座らせる。そんな杉山の前に立つ若菜。今から完全に尋問する態勢だ。若菜に尋問される犯人の気持ちが分かる。嘘は全て見透かされてしまう気がしてしまう。非常に嫌な気分だ。
 加えてニヤニヤした笑みが非常に嫌であった。完全に昨夜の事を尋問される事が分かる。やましい事はしていないが、疑われている事が非常に嫌であった。
 「で、ヤッたの??」
いきなりそう聞いて来た。
 「し、してないですよっ!」
若菜は杉山をジッと見つめる。それが嘘かどうか見極めているようであった。
 「嘘でしょ?お互い酔って一晩部屋にいたんでしょ?普通ヤルでしょ?」
 「だ、だから俺はどんな酔ってても良く分からない相手とはしませんって言ったじゃないですか!!」
若菜はジッと見つめた後、溜息をついて呆れたような表情を浮かべた。どうやら本当にヤッてないと見抜いたみたいだ。
 「え〜!マジでヤッてないんだ〜!信じらんなぁ〜い!」
昨夜、マギーをホテルに送り届けるよう指示したのは完全に自分達にセックスをさせようという策略であった事が分かった。恐らくヤッらヤッたで事細かくどういう事をしたのか聞かれた事だろう。この時ばかりは自分の理性を褒めてあげたい気分になった。
 「チューさえしてないの??」
 「はい…」
 「マジか〜!!一体何してんの!?」
 「す、すみません…」
一つも悪くない。しかし何故か苛立っている若菜の迫力に押されてついつい謝ってしまった。
 「マギーなんか男に餓えてるからちょっと触っただけでジュワ〜状態よ!?もうっ!あの子がどんなセックスするか知りたかったのにぃ!!」
本気で悔しがっている若菜に何だか申し訳く感じてしまう杉山であった。


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