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53歳の幼なじみ
【幼馴染 官能小説】

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53歳の幼なじみ-8

「え〜っ、え〜〜っっ、ええぇ〜〜っっっ!?。お兄ちゃん、今、何言うたん?、ねえ、何、言うたん?。もういっぺん言うてっ!!」
「なんべんでも言うたるよ、俺は冴子に飽きたりせえへんよ。こっちおいで!、冴子。俺の目、よう見とくんやで。冴子、俺は冴子が好き、冴子を愛しとる。
これからの残りの人生は、ずっと冴子と一緒や。俺にとって一番大事なんはお前や、冴子。可愛いで、冴子。愛しとる、冴子。しあわせにしたる、なっ冴子」

冴子の両目から大粒の涙がドドドド〜〜〜〜ッと溢れ落ちた。
同時に「ウッワア〜〜〜ン」と、叫ぶように泣きながら私にしがみつき、全身を揺すった。
「うれしい、わたしも」とか、「愛してる」とか言っているらしいのだが、泣きながら叫んでいるものだから、はっきりとはわからない。
ひとしきり大声で泣き続け、叫び続け、さすがに疲れたのか、やっとしゃくりあげるだけの泣き顔になった。
そんな冴子を、抱きかかえてソファに横たえた。
涙に濡れて張り付いた髪の毛をかきわけ、顔中を舐めるように舌をはわせた。
しょっぱい。洟汁と涙の区別もできない。
鼻の穴を口で塞ぎ、思いっきり吸おうとした。

「いっやぁ〜ん、ばかっ、お洟はティッシュでっ。自分でやるからいい。ティッシュ取って!!」

チーン、チーン、チーン。洟をかみ、丸めたティッシュで顔をぬぐい、私の方へ突き出した。
「あ〜ん」と口を開けてみせる。

「きたないでしょ、だめっ。いいわ、あとで捨てるから」
「それにしても、よう泣いたなあ!!。隣近所に丸聞こえじゃないかぁ」
「ええもん。聞こえる近所なんてないもん。うちとお兄ちゃんチだけで、あとはもう、全〜部、マンションと立駐じゃもん」
「まあ、そうやけどな。ほんでも、冴子、お前、すごい顔になっとるで、目ぇも腫らしてぇ〜。昼、外で何か食べようと思うとったけど、無理かぁ〜?」
「うん、わたしも泣き疲れた。おうどんかパスタか、有り合わせで何か作る。それでええ?」
「そやな、そうしよっ。きょうはゆっくり2人で愛し合おっ!!」
「ええ〜〜〜っ?、ダイジョーブですかあ?、55のおじさ〜ん。干涸びますよぉ〜」
「何だとぉ〜、53のおばはんめっ。『ゆるしてぇ〜、かんにんしてぇ〜〜〜っ』と叫ばしたるぞおっ!!」
「きゃー、許してぇ、堪忍してぇ!」
「何や、もう、すぐにか」
「うん。ええんよ、私、お兄ちゃんとこうやってくっついとるだけで満足なんよ。しあわせなんよ。それに、なんぼなんでも、お兄ちゃん、がんばりすぎよ。
きのう夜、あんだけ出して、さっき、またいっぱい出したじゃないね!!。あれから2時間もたってないんよ。今晩でええから、お兄ちゃん、溜めといてっ!!」
「溜める、っていきなりそこへ話がいくか?。今晩でええ、言うても、今晩ぐらいじゃあんまり溜まらへんで!」
「ほうなん?。どれくらい時間かかるもんなん?」
「どれくらいって、そんなん考えたことないし、わからんけど、何年も溜めてあれぐらいやからなぁ、1、2年かかるんかなあ!!!」
「ええ〜〜〜っっ、うそやぁ、うそやぁ、イヤ、イヤ、イヤやぁ〜。今晩でのうてええけど、あしたかあさって、私、ほしいよお」
「ばかっ、お前、生娘かっ。何年もかかるわけなかろうが。よしよし、今晩、なっ!!」

冴子がトイレに立った。
一呼吸おいて、冴子の後を追った。冴子の放尿の音を聞くためだ。
戸を開ける音がした。が、締めた気配がない。
障子の陰から頭だけを出してのぞいた。
ドアが脱いだスリッパに引っかかって、5センチほど開いている。
スカートを腰の上までめくり、パンティを膝の下までずり下ろした冴子が、中腰のまま前屈みにパンティのクロッチを観察している。汚れを気にしているのだろうか。
やがて、冴子は便座に腰を下ろした。
その拍子に、視線が合った。


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