投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

53歳の幼なじみ
【幼馴染 官能小説】

53歳の幼なじみの最初へ 53歳の幼なじみ 1 53歳の幼なじみ 3 53歳の幼なじみの最後へ

53歳の幼なじみ-2

「お兄ちゃん、ビール飲む?」
「あとで、ええわ。冴ちゃんも、お風呂出てからちょっと飲みたいやろ?、そん時、一緒でええわ」
「そ〜お、なら待っといて!!、シャワー使ってくるわ」

10分ほどで冴子が出て来た。半袖、半ズボンみたいなパジャマ。顔が上気している。

「なんや冴ちゃん、もう飲んでるみたいに顔真っ赤やないか」
「わたし、血色ええんよ。お風呂上がりはいっつもこうなん」

そう言って、冴子は缶ビールを2つテーブルに起き、プシュッ、プシュッとタブを開けた。
冴子はソファに座った私の前に膝を崩して座り、乾杯の格好をした後、グビッと一口飲んだ。
無言で少しの間見つめあった。
私は冴子を後ろ向きにさせ、両足を広げてその間に冴子を引き寄せた。
優しく、冴子の髪を、頬を、首筋を指で撫でる。
指の動きに会わせて、冴子が首をすくめ、体をよじる。
ビールを少しだけ口に含み、冴子の顔を上向かせた。
冴子の口に唇を重ねた。
冴子は小さく口を開いた。
口の中のビールを流し込む。
同時に、冴子はこぼすまいとするかのように、私の口に吸い付いて来た。
わずかにこぼれて首筋を伝うビール。
私が舌でぬぐう。

私はソファから下り、ソファを背にする格好で冴子と横並びに座った。
片手を冴子の背中にまわし、抱き寄せる。
冴子が頭を私の肩に預ける。
口を重ねる。
目を開き、見つめあったまま、唇を重ね、離し、また重ねる。
2人の粘液が混じりあい、ス〜ッと糸を引く。
冴子の息づかいが段々荒くなる。
口を大きく開いて、しゃぶりついてくるようなキス。
歯と歯がぶつかる。舌をからめる。
ブチュッ、ジュパッ。
混じりあう2人の唾液の音に、冴子のキスはいっそう激しさを増す。
体を入れ替え、冴子が私の方を向いた。
私の上半身をソファに押し倒す勢いで私に抱きつき、口に、頬に、鼻に、耳に、首に、しゃぶりつき、舐め回すようなキス。
正直、私は冴子がこんなに衝動的な行動に出るとは思ってもみなかった。
しばらく冴子のするにまかせた。
風呂上がりも手伝って、冴子は汗びっしょりだ。
激しい動きに合わせて、私は冴子のパジャマを脱がせにかかった。
冴子もその動きに合わせるように、上下、上手に脱ぎ捨てた。
白いパンティ1枚の冴子。
全身に噴き出た汗が蛍光灯に光る。

やがて冴子が動きを止めた。
私の胸の上に頭を乗せ、ハアッ、ハアッ、ハアッと荒い呼吸を続けている。

「冴ちゃん、かわいいよ!!、冴ちゃんがこんなになるなんて、ちょっとびっくり。でも、すっごく可愛い」

冴子は私にしがみつき、イヤイヤというように、私の胸の上で何度も首を振った。

「旦那が死んだの、冴ちゃんがまだ30過ぎの時やろ?、女盛りやもんなぁ!!、そら寂しいよなぁ!!」

息の収まった冴子が、顔を胸に埋めたまま私の頬をつねって言った。


53歳の幼なじみの最初へ 53歳の幼なじみ 1 53歳の幼なじみ 3 53歳の幼なじみの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前