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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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高梨愛理の亡霊-10

 「高校生の読者モデルと合コン出来ると喜ぶ芸能人はたくさんいました。まずは芸人から始めて、そのつてからミュージシャン、俳優、大物演歌歌手まで。合コンの度にキメセクをして飴を与えると、大人は馬鹿みたいに覚醒剤を買うようになったわ。余計芸能人でお金はたくさん持ってるから。サーガの口癖は金持ち以外相手にするな、でした。1g3万は下らない値段で売買して、1g売るごとに1万のバックマージンがあり、高校生の私達からしたら物凄い大金。芸能人はたいてい100g単位で買って行く為、1回の売買でいつも100万は手にしてました。セックスして覚醒剤を売るだけで3万も手に入る。止められなかった。サーガはどこから仕入れているのかと思う程、大量の覚醒剤を持っていた。頼むとすぐに手配してきた。今ないから後で、だなんて言われた事はなかったし、他の子に聞いてもいつもすぐ受け取ったと言う話しか聞いた事がない。サーガは莫大なな覚醒剤と莫大な資金を持っていたはず。同じぐらいの高校生なのに、一体この人は何者なんだろうって良くモデル仲間と話してたわ。サーガの女になればいい思いがたくさん出来るとは思ったけど、みんな恐くてそんな気にはならなかったし、もしかしてサーガと愛理は付き合ってるんじゃないかと言う噂になってね。でも愛理が良く一緒にいたのは…」
 「田口徹ね?」
 「はい。愛理と田口徹は本当に仲が良かったわ。女の勘で、2人は肉体関係にあると直感した。その2人が同じ場所で命を落として、ある意味幸せだったんじゃないかと仲間では話してたわ。」
 「あんな死に方して幸せになれる人間なんていないわ?まー、自分で殺しておいて言うのも何だけどね。そうか、あなたも田口徹と繋がってたんだ。」
 「でも正直言ってサーガの事は良く知らないの。本当よ?覚醒剤を貰うときにたまに本人が直に来た時に会う位で、たいていは愛理を通して受け取ってたから。」
 「ええ。信じるわ。ところでサーガと最後に直接あったのはいつ?」
 「ここ3年ぐらいは会ってないわ…。ここのとこ、代わりの人達が覚醒剤を持って来てくれるから。連絡もその人達にするから。」
 「そう。でも覚醒剤の出所は今も昔も同じ?」
 「多分。」
 「そう。今の運び屋は誰か分かる?」
 「分からないわ?番号は同じだけど、持って来る人は毎回違う。たいてい私の車の合鍵を渡しておいて、頼んだ時に車のトランクの中に入れて貰うのが最近の取引だから。お金はいつも入金してる。私みたいに信頼の置ける人間でないとなかなかこの方法では取引してもらえないけどね。」
素直に取調に応じる和歌であった。


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