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わかんない
【複数プレイ 官能小説】

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温泉旅行-2

彼女の彩香は 太陽の日差しの中
そのテントに向かって歩き出した
日焼けなど気にしているようではなかった
それは 高校時代からそうだった
話によれば 小さなころから 男子と混ざって遊びまわる元気な子だったそうだ
彩香の 小学中学時代の話は 大体聞いていて知っている
彩香の幼馴染の 翔に いろいろ聞かされているから・・・・

「どうしたの?運転疲れた?」
彩香が俺に振り返る
少し長い髪が 陽の光で綺麗に見えた
「それはあるな・・・」
「じゃあ、アイスコーヒーおごってあげようか!」
彩香は笑顔で俺の手を取り引っ張った
触りなれてるその手の感触が
今は なぜか恋しかった・・・・
俺は引っ張られながら 道の駅に併設されているどこにでもあるコンビニに向かう
「おいおい・・・ここまで来てコンビニか?」
「あまいな!このコンビニのアイスコーヒーが 一番おいしいんだから」
彩香は笑いながら自動ドアを抜けていく

そのとき 俺のスマホが震えた
目の前の彩香も 自分のスマホを手に取った
俺は スマホを操作しながら コンビのを出た
メールが入っている
それも 転送メールだ
俺のスマホに
彩香のスマホがやり取りする特定のメールが転送されるようになっている
彩香は コンビニの雑誌売り場を抜け トイレに入っていく

それを確認してから メールを開いた
≪(翔→彩香) 今 待ち合わせの駅に来たよ≫ 

翔が 彩香にメールを送った
今朝 この転送設定をしたから
昨日まで 彩香と翔が どんなメールのやり取りをしていたか
それは わからないが
今から 旅行の間
俺は 彩香と翔のメールのやり取りがわかる
彩香は この転送に 同意してくれている
翔は 知らないはずだけど・・・

≪(彩香→翔) 早いじゃん 私たち まだ道の駅だよ≫
彩香が 翔に返信をしたのも この通りわかる

俺は スマホをちらちら見ながら
コンビニの中のトイレの方を気にしていた

周りでは おばちゃんたちの声と セミの声がうるさかった


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