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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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謀反-8

 吉川は激しい頭痛に顔を歪めながら、ひたすら近藤を追えと言い続けていた。それを若菜が事情を把握してからではないとダメだと諭していた。そんな吉川を見ているのが辛かったのは若菜だけではなかった。
 吉川の頭痛が少しずつ回復して行くと冷静さも取り戻して来た。確かに無闇に近藤を追えと言っても若菜にしてみれば何の根拠もないし、覚醒剤中毒の自分の言葉を信じて近藤を追わすのは後々問題になると考えた。吉川は息を整え落ち着きを取り戻す。そして何があったかを順番に説明する。
 「俺はどうやらヨガ教室の昼の部の女性の覚醒剤売買を取りまとめているのが鈴本杏樹らしいという情報を得て彼女の家に行って身分を明かし真偽を確かめようとしました。家に入り飲み物を取りに行くと行って1階に降りた鈴本杏樹を寝室で待っているといきなり近藤さんが入って来ました。ハメられたかと思いましたが鈴本杏樹も近藤さんに拘束されていたので鈴本杏樹と近藤さんはグルではないようです。そして俺は近藤さんに縄で縛られました。近藤さんは俺が中田みな実を寝取ったと思い込んで復讐を企てたようです。俺が媚薬は覚醒剤だと言うと、あの驚きようからすると本当に媚薬だと信じていたようです。自分も含めて騙されていた連中を許さないと言ってました。まず目の前で覚醒剤を使い鈴本杏樹を犯し、その後俺を丸一日見張れと言って出て行きました。従わなければ恥ずかしい画像をバラまくと脅して。その間に覚醒剤の疑いがあるにも関わらず自分に伝えたかった警察とフレアに復讐をしてくると。警察への復讐は多分石黒さんへの行為を見ると誰かしら女性刑事をレイプする事だったんだと思います。そして近藤さんは太田利明が真田竜彦だと知り、彼にも復讐すると言ってました。きっと今頃フレアに向かっていると思われます。たから追えと言ったんです。」
 「そう。でもどうして吉川君は監禁から逃れられたの?」
 「それにもやばい事実があるんです!俺はねずみ講方式でフレアヨガ教室の女性の覚醒剤売買を仕切っているのが広沢涼子だと見ていて、昼の部のまとめ役が鈴本杏樹だと睨んでました。しかし違いました。それを教えてくれたのが…あの白川歩美だったんです!」
 「え…?し、白川歩美って…」
 「そうです。真田竜彦と同時に行方をくらませたあの白川歩美です!驚きました。彼女が鈴本杏樹の家に現れたんです!それで驚愕の事実を俺に教えたんです!」
興奮気味の吉川に事の重大さが感じられた。


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