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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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死ぬ自分、新たな自分-5

 「で、ヤッたのか?みな実と。」
近藤の顔つきが豹変した。答え次第では許さない…そんな怒りが滲み出ていた。
 「あんな傷だらけの状態でそんな気になる訳がないだろ!」
 「じゃあ傷が癒えたらヤろうってか?」
 「近藤さん、あんた正気か?」
 「当たり前だろ?自分の女を横取りされて怒らない男なんていねぇだろうが?で、どこにかくまってんだよ、みな実を。」
 「言うか!これ以上あんたに接触させるのは危険だからな!」
 「それはみな実が決める事だ。お前じゃない。あいつは今この時だってきっと媚薬を欲しがってる頃だろう。俺に会って早くキメセクをしたいと思ってるに違いないんだ。」
あまりに正気を失っている近藤に怒りが込み上げる吉川はついに禁断の一言を言い放つ。
 「あんたが使ってるのも、ヨガ教室の女が使ってるのも媚薬なんかじゃない!覚醒剤だ!」
その一言に近藤の顔が驚きに変わった。
 「何だと…?」
吉川は近藤に正気を取り戻して欲しい一心であった。
 「媚薬なんてその場限りの快感を与えるのがいいトコだ!使った後、ダルさや目眩を感じないか!?媚薬がそんな副作用を引き起こす訳がないだろう!あんたらが使ってるのは覚醒剤だ!」
近藤は真顔になりその言葉を理解しようとしているようであった。
 「ならお前ももはや覚醒剤中毒者だろうが…。」
 「ああ、そうだ。症状が出てるからな。俺も覚醒剤中毒者だ。」
 「…」
近藤は暫く黙り込んだ。目が覚めたか…?吉川はそれを願った。床を一点に見つめていた近藤が肩を震わせるのが見えた。
 「…、フフフ、フハハハ!そうか、媚薬じゃなくて覚醒剤だったか!どうりで効きすぎると思ったぜ!」
 「…」
様子から吉川が望んだ姿には戻らなかったようだ。近藤は大笑いしたかと思うと自信に満ちた笑みを浮かべて吉川を見下した。
 「覚醒剤って凄いんだな!自分は世界で一番強くなった気がするよ。どんな者でもどんな女でも手に入るような気がするぜ。くくく、最高だよな。」
 「くっ、あんた…!」
 「くくく、止めらんねぇよ、もう。」
 「目を覚ませ!近藤さん!」
必死の呼びかけも近藤の耳には届かない。吉川の前に立つ男は犯罪者と同じ笑みを浮かべていた。
 「目が覚めたぜ!俺は覚醒剤で世界中の女を犯し続けてやる!まずは誰を犯すかな…?ってもう決まってんだけどな。」
そう言って近藤は一階に降り鈴本杏樹を連れて寝室に入った。


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