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恋のMEMORY
【少年/少女 恋愛小説】

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離れていく二人-5

「脳梗塞!?」

それはテレビかなんかで良く聞く言葉、お年寄りに多く死因第一位だとか…。死因と思い
一気に全身の血の気が引く。

「だいぶ体が弱りきっています、正直言えば働き過ぎが原因かも知れません。」

お爺ちゃんを前から知って居るような口ぶり。

「あの、お爺…祖父の担当医さんですか?」
「はい、吉田と申します…君が話にあった若葉ちゃんかい?」

やっぱり、急にこの状況で味方を得た気分になり。

「あの、祖父は…大丈夫なんでしょうかぁ!」

お約束の台詞、すると吉田さんは。

「危うい所も多く、これから緊急手術を行います。」
「手術…。」
「でも安心して、それでも命に別状はないので。」
「!!」

それを聞いて、一気に胸がラクになった。


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