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小悪魔なテノールに堕とされて
【学園物 官能小説】

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ネクタイと楽譜-1

「部長〜。片付け終わったよ〜」
雪野が音楽準備室に入ってくる。

『ガチリ』

「部長といいなさい。雪野君?」
振り返りもせずに郁はコンクールの楽曲選びで楽譜とにらめっこだ。

「い〜く」
雪野が耳元でささやきながら軽くかむ。

「うひゃ」
郁は思わず立ち上がり楽譜が宙に舞う。

「なっ何するの雪野!」
耳を押さえ郁が赤くなる。

「ん、報告」
悪びれる事無く雪野が言う。



「だって恋人同士なら割と当たり前だと思うけど。
「コ、コンクールまでのお試し期間ありって言ったじゃない!」
「本気で付き合うかはそのあとよ」
「ふ〜ん。ケチで固いなあ。郁は」

「この声欲しかったくせに?」
耳元で雪野がささやく。
「好きなんでしょ?この声?」
耳に舌を入れてくる雪野。
実は仮入部の賭けに負けてコンクールまで恋人ごっこをする羽目になっていたのだ。


「や、やめなさいよ雪野・・・」
ゾクッとのけぞる郁。
そのとき、ブレザーのボタンは外れていた。

「雪野?雪野?」

抵抗しようとした郁のブラウスはすでに雪野の手がスルスルとさすっていた。
「や、止めなさいよ」
必死で胸元を隠す郁。


「この声、嫌いならいつでもいなくなるけど」
「え?」

郁の体の力が抜けたのを見逃さず雪野はブラウスのボタンに手をかけ
「あっ!」
郁が驚くのと同時にしゅるりと自分のネクタイを外し、後ろ手に郁の両手を縛る。

「な、なにするの雪野!」
「ナニするの」
ククッと耳元で笑いながらスカートのファスナーを下ろす・・・。

郁は後ろ手に縛られたまま、下着姿になっていた。


「ふふっ。3年でピンクだなんてもっと冒険してもいいのに。でもいい眺め」
ソファに腰かけて雪野が郁を見つめる。
「声出さないほうがいいよ?一応カギはかけたけど、そんなカッコ誰かに見られたい?
学校中のウワサになるよ?」


「だからおとなしくして、おとなしくないことしよう」
耳元でささやかれてゾクッとしながら郁は顔を赤らめる。


「ゆ、雪野!今ならまだ無かったことにしてあげるから、早くコレ外しなさい!」
「郁がこっちおいでよ」
ひょいと郁をお姫様抱っこしてソファに寝かせ、


そのままブラのホックに手をかけ郁の胸を眺める。


「大きさも形もいいね。この胸好きだよ」
雪野が耳元でささやき郁の胸を口に含む。


「ひんっ」


郁が身をよじる。
「感じる?感じてるよね?」
舌と指先で郁の胸を弄ぶ雪野


「んっんっやっゆっゆき・・あん・・ああ・・あっ」


大きく息を吸いのけぞった瞬間、
雪野が郁の片足を自分の肩に乗せ足を広げた郁の下着に手を伸ばす。



くちゅ



「あっああっーダメッ!ダメッ!雪野おぉ・・!」
「ダメッて下のお口は言ってませ〜ん」
雪野の指に翻弄される郁。
足も腰も小刻みに震える。


「やっやめっっはっあっ・・あああん・・あうっ」
「ん?あれ?」
指の動きを止めないまま雪野が確かめる。

「郁、もしかして初めてじゃないでしょ?」
「あっあっダッダメ・・ソコ・・」

答えられない郁にささやく。
「もしかして副部長?」
「ばっまさか!んんっ」
「じゃあ、OBか・・・」
「その人もテノールだったりして」


意地悪く雪野が耳元でささやき、指をいっそう激しく動かす。


「あっああんっ!・・あん・・んっはっ・・はっ・・ん!・んっんっ」


郁は何も言わなかったが、体は正直に動き雪野の指を招いていく。
「ふうん・・・郁って実はエッロい」
そういいながら雪野は郁の下着を外し顔を埋める。



くちゅくちゅ・・
いやらしい反応をする郁の体。
「ゆ・・ゆきの・・もっ・もう・・ああっ・・」
「ふふ『我慢ができない』って言いたい?」

雪野がネクタイをしゅるりと外す瞬間、かすかな抵抗を試みようとしたが雪野はもう郁の中に入っていた。


「ひんっ」
『うそ、もう入って・・』
「あっあっあっ・・・」
『や、もう奥まで』



「スッゴい。郁の体」
耳元でささやきながら雪野は動きを止めない。


「あああん・・んんっ・・ダ・・ダメ・・」
「なんで?イイんじゃないの?」
「そこばっか・・イイ・・ダ、ダメエ・・」
「イイんだ?イイ時は言ってよ」
グイッと郁を引き寄せる雪野。
「あっっっ・・・いい」
自然と口から声の漏れる郁。
「こういうの好きでしょ?素直になりなよ」
激しさを増す雪野。
「んっんっあっあっああっはあっ・・」
突き上げられるたび、いやらしい音が止まらない郁。
「これっこれっいいっ・・んんっすっっすきぃ・・・」

「うっわ!」

慌てて郁の下腹部で果てる雪野。

「バカ郁。正直すぎ。危なかった〜」


意地悪く耳元でささやきながら汗をぬぐう雪野。
「コンクール来なくても恋人合格でしょ。俺」
「だからゆっくりしようよ?もっとヨクしてあげる。泣かせてあげる」


郁は手を伸ばし楽譜ば散らばった部屋で雪野の上に乗る。

「あー!あああああんん!んっ・・ふっ・んっ。あああ!はあああっ」
くちゅぐちゅぐちゅずっずっずっ・・・
郁の動きは止まらない。

「嘘だろ?でもこっちだって負けないよ!」

音楽準備室はもう少し出入り禁止のようだ。





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