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禁断の愛
【母子相姦 官能小説】

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禁断の愛-11

10.
  華江と明の同衾は、今では日常的になっていた。
 
 初めは、華江とセックスをするだけで嬉しかった明も、日が経つにつれ、歓喜の度合いが高まるに連れて、明の身体に母子の愛を越えた母への想いが強くなっていった。
 (射精をしても赤ちゃんは出来ない)
 華江とともにオルガスムスを迎えて射精をしても、空疎な想いが付きまとった。
 大好きな母さんのお腹に、僕の赤ちゃんを・・・・。 
 
 明は、華江の子宮に愛液を送り込みながら、呟いた。
 「僕の子を、僕の子を産んでくれ〜〜 母さん、僕の子供生んでよ」

 オルガスムスから、ゆるゆると脳に意識が戻ってくる華江の気だるい耳に、思わぬ言葉が・・・
 被さった明の唇から、その声は漏れてくる。
「射精をする度に、僕の子を生んでって、心の中で叫んでいるんだ」
「それはできないわ」

 華江の腹を、明の手が愛おし気に撫でている。
 乳房に頬を寄せ、華江の臍の周りを円を描いて明の手のひらが滑る。
「僕の精子が入って、母さんの卵子と結ばれて、赤ちゃんが出来るんだ、僕と母さんの愛の結晶だよ」  

 明の突然の申し出に、華江は返事に戸惑った。
 
 華江も明を、息子以上の気持ちで愛している。ここしばらく、夫のことなど頭から飛んでしまっていた。
 夫との退屈な生活を考えると、今の生活は夢のようだ。
 愛しい明、思っただけで、子宮が疼いてくる。
 昼夜を問わずに訪れる、あの甘美なひと時。あれなしで過ごすなんて。

 子宮が亀頭とせめぎ合い、迸る愛液に子宮は精子を求めて疼き、うねる。
 男と女の究極の愛、愛の結晶を求めて、精子と卵子が求め合う。
 受胎をする見込みも無いのに、明の愛液を受けて震える子宮の空しさ。

 (明君、母さんも明君の赤ちゃんを産みたいのよ)
 
 来月初めに、海外支店長会議が本社で行われ、夫が帰ってくる。
 一週間ほどの短期帰国で、またシンガポールに戻っていく。

 そうだ。夫の帰国にあわせて、明の子を身篭って、夫の子ということにすれば、筋は通る。
 今はピルの使用で、生理は正確に28日周期で回っているから、排卵日の予想は付く。
 夫には、寂しいからもう1人子供が欲しいといって、避妊なしの性交をして、その前の受胎期に明の子を宿しておけば。

 


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