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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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覚悟-7

 まさに吸い尽くされるといった感じだ。絶妙な舌使いに何度も短い喘ぎ声を出し、そして身震いさせられた。ペニスが萎えて吸い出し終えると真千子はゆっくりと口を離し中野の顔を見て口を開ける。
 「ンフっ…」
言葉はなくとも、いっぱい出たね、と言われているような気がした。真千子の口の中にある半透明な白い液体は口を閉じた真千子の喉元を通り飲み込まれた。息を切らし立ち尽くす中野のペニスをボディーソープで洗い、そして全身をシャワーで洗い流した。
 「先に行ってて?シャワーしたらすぐ行くから…」
 「はい…」
魂を抜かれたかのような腑抜けた声で答えると中野はバスルームを出て体を拭き、腰にバスタオルを巻いて寝室へと向かって言った。耳を澄ませて階段を上がる音を確認すると、真千子は細心の注意をしながら電話をかける。
 「もしもし、真千子です。」
 「どう?順調?」
 「はい。杏樹さんのおかげで…」
電話の相手は鈴本杏樹だった。
 「杏樹さんに言われた通りにとにかくいやらしい女を演じて来ました。」
 「そう。ちゃんと野外で痴態をさらした?」
 「は、はい…。」
 「そう。良くやったわね。ようやく吹っ切れたかしら?もうあの子、真千子さんに夢中?」
 「だと思います。」
 「じゃあ順調ね。でもここからが大事よ?不幸なストリーは覚えた?」
 「はい。」
 「じゃあ抜かりないようにね?もし話に矛盾が生じそうになったら涙ぐんで俯いて言葉に詰まった振りをするのよ?」
 「はい。」
 「うん。じゃあしっかりと仕込んでキメセクして来るのよ?アソコにたくさん擦り込んでたくさん舐めさせてキメてやりなさい。明日、あの子が媚薬を求めてきたら成功ね。あの子は太客になるから絶対に逃しちゃダメよ?分かった?」
 「はい。色々助けてくれる杏樹さんの為に、絶対失敗しません。」
 「私の為じゃないでしょ?早くみんなでお金を稼いで早くあいつらから逃げなきゃね。もうこんな生活嫌でしょ?あいつらに人生を滅茶苦茶にされたくないからね。」
 「はい。頑張ります。」
そう言って電話を切った。
 「みんなで力を合わせて早くフレアから解放されなきゃ…。」
真千子はそう呟いてタオルで体を拭くと袋を取り出し掌に媚薬を出し、指に付着させ何度も膣や性器、乳首に擦り込んだ。
 「ああん…」
媚薬は諸刃の剣だ。男を性の虜にする為の物であり、また自らも性の虜になってしまう。使うと無性にセックスがしたくてしたくて溜まらなくなる。媚薬を使ったキメセクに真千子は殆ど中毒状態にあるのであった。


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