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堕ちたセレブ妻 静香
【熟女/人妻 官能小説】

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O前川氏の帰国-1

O前川氏の帰国


初めて会う前川さんはどんな人だろうか。
東大から外務省へ入った人だから頭がいいのは分かっている。
例のビデオから見た目も穏やかな人に見える。
ただ言えるのは前川夫人への思いは絶対に悟られてはならないということだ。
だから学校から帰宅しても着替えず制服のまま前川邸を訪れた。
外門はお母さんがが出てきて開けてくれた。
ピッタリ身体にフィットした黒のワンピース姿にゾクッとした。
メイクも美容院でしたものだろう、いつもより本格的だ。
思わず抱きしめてキスしようとしたが軽くかわされた。
離れ際に小声で「絶対に悟られちゃ駄目よ。」とささやいた。
「大丈夫です。それにしても今夜の静香さんはすごく魅力的です。
相武紗季をしのいでいます。」軽く尻を撫ぜた。
「やあ、君が小林君か上がりなさい。大輔の父前川です。」

丁寧に挨拶をしテーブルについた。
思ったより精悍な男性に思えた。
「おお、懐かしいな。その制服も校章も20年前と同じだ。」
「お父さんはほとんど日本にいないって
聞きましたが外務省ってそんなとこなんですか。」
「いや。僕のポジションは特別なんだよ。
もし外国の大使や領事に連絡しょうと思えばどうする?」
「さあ、今の時代だから電話よりもメールが主流じゃないですか。」
「違うんだな。どこの大使館も領事館も完璧に盗聴されている。
電話、パソコン、会議室も駄目だろう。
だから大事な連絡は僕が行って大使館の外で行うんだよ。
いやはや、恐ろしい時代だね。でも日本だってやっていることなんだ。」
「へ〜前川さんってCIAのメンバーのようなこともしておられるのですね。
よかった。外務省でなくて僕は法務省を目指しています。
検事になりたいんです。その為にはまず東大入学が最低条件です。」
「教頭から聞いたよ。合格間違い無しの優秀な生徒だって。」
「でも何があるか分かりません。
大輔だって青竜合格は間違いないのですがあと5年無事にいっての話です。
僕だって素晴しい女性に出会って色狂いするかもしれませんよ。」
「ふふふ、面白いことを言うな。その通りだ。
予測や見通しより結果が全てだ。
今の仕事をするようになって身にしみて感じているよ。
それより静香から聞いたんだが君も少しは飲める様だね。
付き合ってくれないか。久しぶりの帰宅で心の鎧を脱ぎ捨てたいんだ。」
「僕はあまり飲めないので酔いつぶれたら御免なさい、でお付き合いします。
お母さんも飲まれるのでしょ。」
「ええ、少し頂くわ。このワイン主人から私へのお土産なのよ。」
「お父さんひどいですよ。お母さんのワインを勝手に飲むなんて。」
「いや〜すまんすまん。また買ってくるよ。」
「お父さんはそんな約束を忘れて買ってこなかったって事はありませんか?」
「それは自信を持ってノーと言い切れるね。そうだろ静香。
役人にとって約束をするのは契約書を交わすのに等しいと私は思っています。」
「では、約束を破られたらどうします?」
「そんな奴とは二度と付き合わないね。」
「でも僕にとって大事な人で今後も付き合っていかないといけないんです。」
お母さんの目を鋭く見つめながら話した。
「それなら話は別だ。殴り飛ばしても、押さえつけてでも約束は守らせる。
そうしないと相手に対する劣等感でいい付き合いは出来ないよ。」
「お父さんに会えてよかった。迷いが吹っ飛びました。
何が何でも約束を守らせ,いい関係を続けて行く事にします。」
「あなた今回は日本にいつまで滞在できるの?」
「本当に申し訳ないが3日後には中国に向けて出発せねばならないんだ。」
「お父さん、微力ながら僕も静香さんと大輔君の寂しさを紛らわせる
お手伝いをします。帰国はいつ頃になるのですか?」
「今回は長引きそうなんだ。
ご存知のように何があるか分からない国だからね。」
「じゃ。家庭でのんびり出来るのは2日間だけですね。大輔は寝たし、
大事な夫婦の時間を奪っては申し訳ないので僕はこれで退散します。」
前川さんも静香さんも引き止めてくれたが招待に礼をいい帰途についた。
不能の夫からは性の快楽を得ることは出来ないと思い知らせるためだ。


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