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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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甘い蜜(しる)-6

 見直したまではいかないが、ちゃんとした吉川を見て驚きを隠せないメンバー達。こんなまともな古都が言える人間だとは思っていなかったから当然だ。しかし若菜はそんな吉川の事を知っていたような様子であった。そんな自分への評価を再び地に落とすような事を吉川は言った。
 「それに今すぐNFP止めたらもうスケベな奥様達ともう楽しめないじゃないですか〜!また午後からのヨガ教室が楽しみで仕方ないっすよ!それに今夜は小野真千子の自宅に招待されてんですから♪また優しく皮を剥いて貰おっと♪」
女性陣は一気に覚めた。
 「結局甘い汁吸いたいだけじゃん!」
吉川の真面目な一面を一番疑心暗鬼であったさとみが吐き捨てるように言った。
 「甘い汁か!確かに。さとみちゃん、スケベだなぁ!」
 「なっ…」
また赤面するさとみに変わり結衣とマギーが口を合わせるかのように言った。
 「最低〜!!」
と。完全に女の敵だ。しかし吉川はへこたれるどころかますます締まりのないニヤケ面を浮かべた。
 「遅れました…」
遅刻してきた近藤を見て全員が目を奪われた。なぜならいつもの身なりはしっかりしている近藤が頭はボサボサ、鬚はそられていない、目の下にクマを作りやつれているように見えたからだ。
 「ど、どうしたの…?」
若菜が心配そうに聞いた。
 「もしかして…近藤さんもヨガ教室の子とヤリまくりナイトですか?♪」
冷やかすように吉川が言った。
 「お、お前と一緒にすんなよ!?俺はヨガ教室の夜の部に通う中田みな実という主婦の相談を一晩中聞いてただけだ!確かに酒は入ってあっちはベロベロ酔っ払ってたが手和は一切出してないからな!」
むきになって反論する近藤を一瞬真顔で見つめた吉川。しかしすぐに表情を戻しチャラける。
 「かーっ!意外と奥手なんスね、近藤さんて。酔った美人人妻と一晩中一瞬にいて手も出さないなんて!」
 「俺はお前とは違うんだよっ!」
本気になって怒りを表す近藤。女性陣は近藤の味方だ。
 「そうよ!近藤さんはあんたみたいなヤリたいだけの男じゃないんだからね!どんな時も冷静に警察官としての使命を忘れず捜査に取り組んでるんだからね!?あんたも少しは見習いなさいよ!!」
 「へいへい、そーですね。」
鼻糞を穿りながら小馬鹿にした姿で女性陣を苛つかせた。
 それから会議は近藤が中田みな実に受けたと言う架空の相談内容を報告して終わった。
 「じゃあちょっと吉川君だけ残って?」
 「はい。」
若菜と吉川だけを残して会議を後にした。
 「きっとあのふざけた態度を注意されてるんだわ!ザマミロ吉川!ねっ?近藤さん♪お疲れのようだから少し休んだらどうですかぁ?」
目をキラキラさせ近藤を見上げるさとみ。
 「い、いや、大丈夫だよ。」
 「無理しないで下さいね♪」
さとみは小走りで近藤の前を行く。
 (…)
近藤はさとみの尻を見て何を感じたのであろうか。


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