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磯崎恵利子 16歳の受淫 β.
【レイプ 官能小説】

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夢想非遊戯-2

 穢れ無き少女が憂うなか…… 男は滾る想ひを馳せていた。

 満員電車の中で恵利子に触れた感覚が指先に残り、仕事をしていても集中出来ず制服姿が脳裏に浮かぶ。
クロッチ縁より指先を潜らせ感じとった儚げな恥毛の柔らかさ、浅いスリットに這わせた甘美な感触と恐怖に震える華奢な身体。

駄目だと解っていてもデスクの下では、陰茎が鎌首を擡げ“思いを遂げよ”と唆す。
昼休み堪らずトイレに駆け込み自慰にて射精しても、陰茎には居心地の悪い芯が残ったままである。

 千章には煮え滾る陰茎の熱を、恵利子以外の少女で醒ませないことに確信があった。
同じような背格好の制服姿、少女たちを眺めていても陰茎は滾らない。
千章はセーラー服や少女に欲情している訳ではなく、磯崎恵利子と言う少女を狂おしい程に欲していたのだ。

ただセックスするだけなら、女として成熟している妻とのほうが歓びはあるだろう。
十分仕込んだ口淫や千章が好む騎乗位にしても、妻は歓ぶテクニックを心得ている。

 それでも想えば想うほどに、恵利子への淫らな欲求は募るばかりであった。

《レイプ…… 一度きりのセックス…… そんなものでは、到底この想い、陰茎の滾りを鎮める事は出来ない! 騎乗位で自ら尻を振らせ、陰茎を咥えさせ、傅かせたいのだ!! 例えそれが許されざる手段を用いても…… 》
千章の陰茎は恥ずかしい程に貧欲な脹らみをみせる。

 その夜千章は、狂おしい程の欲求を妻へと吐き出す。
明け方近くまで妻を抱き、繰り返し射精しても、陰茎には“芯”が残っていた。


 恵利子への痴漢行為と盗撮をした翌々週、月曜日の朝、千章は入念な準備の下に計画を実行に移す。

「おはよう、磯崎さん」
朝の駅のホーム、周囲の目も憚らず、千章流行は背後から声を掛ける。

早朝の爽やかな挨拶に関わらず、恵利子の表情はくもり、その身体は僅かに震えをみせる。
誰しも盗撮された上で、痴漢行為すら強いられた相手に声を掛けられれば恐れもする。

「あっ、あのっ、こ、困ります」
ごく自然に隣に立ち並ばれ、恵利子は困惑しながら怪訝な表情を浮かべる。

「ところで先日渡した物に目を通してくれたかな?」
千章は平静を装い、事も無げにそう切り出す。

「…… 」
問い掛けに対する返答は無かったが、恵利子の顔は見る見る赤らんでいく。

 千章は撮り溜めた恵利子への盗撮動画を手渡していたのだ。

「今日、この後○戸駅で途中下車するんだ。そこのホーム、待合室で数分、話をしよう。そうしてくれれば、動画の原版を渡す。次の電車に乗れば、遅刻もしない。解るね?」

 何の心の準備も出来ず、唐突な要求と言えた。
もちろん恵利子も遅かれ早かれ、この卑劣な男から何らかの要求を予想はしていたが、それが今このタイミングなのである。
それだけに効果的で、有無を言わせぬ要求とも言えた。

○戸駅は乗降客の少ない寂れた駅舎であったが、それでも駅員も常駐しており少なからず人目もある。
まさかそのような場所で、“性”的な要求を強いられるとは考えにくい。
更に言うなら衆人環視の元、“連れ去られる”事も無いと言える場所である。

思慮深く慎重な恵利子であったが、この場合上記を理由に小さく頷いたのである。
何より拒むことで男の暴発のほうを恐れたのだ。


 小さな待合室には恵利子の予想通り少なからず人目があり、安堵を得る。
しかし立ち並ぶ男の次の言葉に驚きを隠せなかった。

「さあ、改札を通って後についてくるんだ。そこのコインパーキングに車が用意してある」

「はっ、話がっ、約束が違います。そんな事出来ません」
断固として拒否する姿勢、言葉を口にする。

いくら弱みを握られていても、そんな馬鹿げた要求に従う筈も無いし、いかにそれが危険か理解出来ぬ恵利子では無かった。

「何か勘違いしているのかな? もっとも君がここでと望むのなら…… 」
千章は事も無げにそう言うと、手にしたスマフォで動画を再生しはじめる。
小さな画像であり周囲から見れば、取り立てて違和感ある物では無かったが、その内容を知る当事者にとってはそうは行かなかった。

「っあ!」
恵利子が息をのむ。

「警戒する気持ちは当然だが、これは君とっての保険とも言える。見てごらん、そこかしこに防犯カメラがある。つまりこれで証拠が残り、君が危惧しているような事が起き難くなる。それにこんなところで話しているほうが、周囲の疑念を抱きかねないし、お互い発する言葉を選んでしまう」

「でもっ、学校が…… 遅刻してしまいます」

「それが二つ目の保険さ。君はこの後自ら、二時間ほど遅刻する旨を連絡する。理由は何だっていい」

「そんなのおかしいです。何故、私がそんな事を…… 」
恵利子は男の身勝手かつ横暴な要求に踵を返しかける。

「つまり二時間過ぎても君が登校しなければ…… それに移動する車内は、他人に話を聞かれる心配も無い。もちろん人目の多い繁華街を走る。これは、かえって君を安心させる為の配慮と言える。もっとも嫌なら立ち去って構わない。もっともその場合、この動画が…… 以前にも話したがこの手の動画は需要がある」


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