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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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中田みな実の豹変-5

 しかしどう見てもまだ20歳代全般にしか見えないみな実。アイドルのように可愛い。隣を歩くのが場違いに思えて申し訳なくなる。とにかく何か会話をしなくてはと思い話題を探す篠田。
 「自己紹介まだでしたね…。俺、篠田正樹と言います。」
 「あ、中田みな実です。」
頭をペコリと下げ合う2人。まるでお互い初デートをしている中学生のようであった。
 「ヨガ、好きなんですか?」
 「あ、ハイ。健康的だし、嫌な事を忘れて集中できるから…。」
 「そうなんですか。俺、昨日からなんですけど、体中痛くて痛くて…。」
 「始めはみんなそうですよ。私もそうでしたから。でも篠田さん、筋あると思いますよ?動きがスムーズですもの。」
 「本当ですか?ありがとうございます。」
と言う事は少なからずともさりげなく自分を見てくれていたと言う事だ。篠田は少し嬉しくなる。しかしその後の会話が続かない。続くのは沈黙だけであった。
 (ヤバい…、もう駅に着いちゃう…。)
このままでは駅に着いてバイバイだ。早くそっちに会話を持って行きたい。しかし時間がない。焦る篠田。しかしいきなりそう言う話に持って行くのは無理がある。気持ちだけが焦る。
 「篠田さんは電車ですか?バスですか?」
みな実の方から聞いてきた。
 「あ、バスです。中田さんは?」
 「電車です。じゃあここで…」
 「あ、改札まで行きますよ。」
このままバイバイは出来ない。最後まで粘る篠田は改札までついて行った。
 しかし改札までの貴重なロスタイムを無駄に使ってしまった。どうしても話を切り出せずに、ただただ媚薬を握りしめていた。
 「じゃあここで…。」
改札についたみな実がそう言った。ここで何も言えなかったら何も生まれない。篠田は焦る。そして頭の中で考えた。
 (曜子さんだっていきなりセックスを誘って来たじゃないか!みな実さんも同じだ。待ってるんだ。俺が誘うのを待ってるんだ。俺はみな実さんの大好きな媚薬を持ってるじゃないか!そうだ。最強の武器があるんだ!ヤリたいだろ!?この子とヤリたいだろ!媚薬を見せれば必ずヤレるんだ!よし!)
篠田は自らに言い聞かせた。ダメならダメでいい。ぶつかって砕ける事にした。
 「みな実さん、これ…あるんだけど…」
篠田は周りを気にしながらポケットから媚薬入りの袋を見せた。
 「…」
袋を確認したみな実。何となく目つきが変わったかのような気がした。少しの沈黙の後、みな実は言った。
 「私、青塚なの…、家…」
キタ!そう思った。篠田は慌てて切符を買った。息を切らして戻って来た篠田の腕に抱き着くように強く絡んで来たみな実。
 「行きましょ…」
 「はい…」
2人は改札を出てホームに降りて行った。


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