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超合体★アクメロボ ガングリオン
【SF 官能小説】

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引き裂かれた友情!! 女体研究所を破壊せよ!!-12

コリン「とどめだ!! 必殺!! マーランド・エッグ!!」

いくら巨大でも究極の戦闘力を発揮するアルティメイト・ガングリオンの敵ではない。
エッグ状の特殊ビームに包まれて大爆発を起こすメル・カゾール。
…ピカッ!! チュド〜ン!! チュドド〜ン!!

ナレーター「挿入歌は長い曲なので、歌っている間に決着がついてしまった!!(笑)」
コリン「ようし、このまま出撃して敵の海底基地を破壊してやる!! ゴオオゥ!!」

アルティメイト・ガングリオンは太平洋Xポイントに向けて勇躍出撃した。
一方、深海8千mの海溝にある海底基地『スキゾフレニア』では…。

オペレーター「メル・カゾール消失!! ガングリオンがこちらに向かって急速接近中です!!」
ライヌマー「うぐぐ…不甲斐ない奴め!! あっさりとやられおってからに〜!! ここが破壊されたら私の大事なコレクションが海の藻屑と消えてしまうのだぞ!! 総員、迎撃態勢を取れ!!」
ライヌマーII「ご安心下さい、教授。私に腹案がございます」

そう言ってライヌマーIIはくるりと1回転すると自信たっぷりに微笑んだ。

ライヌマー「何っ!! 本当か?! それを早く言え!!」
ライヌマーII「では教授、人間をお捨てなさい。今から液体金属で構成された私と同一化し、驚異の全分子アーマロイドとなるのです!!」
ライヌマー「な、何だとっ?! そんな無茶な!!」
ライヌマーII「私は貴方の遺伝子を液体金属に記憶させた人造人間、元々はひとつです。分裂していた2人が元に戻るだけですから痛みはなく、拒絶反応も起きようがないのです」
ライヌマー「し、しかし…。お前と合体してしまったら私は人間ではなくなるのだぞ!! 大好物のオマ〇コステーキももう食えないではないか!! そんなのは嫌だ!! 何か別の方法を考えろ!! もっと真面目にやれ!!」

ライヌマーは怒りのあまり叫んだ。
彼が求めているのはもっと穏便で、安全な解決策なのだ。

ライヌマーII「もはや時間の猶予はありません。ガングリオンの脅威が我が基地に迫っているのです。このままでは私たちは共倒れです!! もはや貴方には私に取り込まれて生きるより他に道がないのですぞ!!」

ガバッ!!
そう言うが早いか、ライヌマーIIは教授にとびかかった。

ライヌマー「ぎゃああああああっ!! やめろっ!! やめてくれぇ〜〜〜!!!」

液体化したライヌマーIIの身体が、どろどろと全身を覆い尽くしてゆく…。
毛穴から入り込んだ液体金属によって浸食されているのだ。

ライヌマー「うわぁぁ〜〜〜っっ!!! ぎ、ぎもぢい"い"〜〜〜!!!」

全身を貫く凄まじいまでの快感。
どんなSEXでも感じたことのないような究極のエクスタシー。
生きながらにして全身の細胞を作り替えられてゆくというのは究極の被虐なのだ。
聞くに堪えない不気味な声を上げながら、ライヌマーは倒れ伏した。

ライヌマー「何だ、この清々しい気分は…? そして今まで感じたことのない高揚感…」

ぶるぶると震えていたライヌマーの身体はいつしか銀色に光輝き始めた。

ライヌマー「フフフフフ…。私は不死身の身体を手に入れたぞ!!!」

眩いばかりの光に包まれて、やがてライヌマーは立ち上がる。

ライヌマー「そう、私は人間であって人間を超えたのだ! …私の名はキング・ライヌマー!! わっはっはっは!!!」

指令室には狂った高笑いがこだました。

一方、コリンは…。

コリン「着いたぞ、ここが太平洋Xポイントだ! チェーンジ!! マリン・ガングリオン!!」

ジャキン! ジャキン!
コリンの掛け声と共にアルティメイト・ガングリオンは変形を始めた。
まず足先が伸びて膝が伸縮、両脚に装着したガングリ・マリンが前面に飛び出す。
次に頭部が収納されてゆき、背中のガングリ・ブースターが胸部に回り、主翼が折りたたまれる。
最後に両腕が伸縮して機体側部にぴたりとくっつき、腕に装着したガングリ・ドリルは機体下部へと回る。

コリン「完成! マリン・ガングリオン!! ようし、行くぞッ!!」

ザバアアアッ!!
巨大な水飛沫を上げて海面に突入する。目指すは深海8000mの海溝だ。
ゴポゴポゴポ…。海中深く潜り続けるガングリオン。
深度計のメーターの数字がどんどん増え、やがて光も届かない暗黒の世界へと突入する。

コリン「むっ? 下方からこちらに何か大量に向かってくる!!」

それは海底要塞『スキゾフレニア』から出撃した迎撃メカであった。


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