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超合体★アクメロボ ガングリオン
【SF 官能小説】

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生きていたセーガン博士!! ガングリオンパワーアップ!!-9

コリン「はっ。父さん、無事だったんだね!! 良かった!!」
セーガン博士「お前がゼルヴェンジャーを必死に足止めしてくれたおかげで、その間、我々は適切な処置をして暴走するアクメ・リアクターを停止させることができたよ」
コリン「そうか、さすが父さん!!」
セーガン博士「うむ、強化服を着た決死隊を組織してな。私を先頭に動力室の扉を破壊して中に突入、さかり狂うメスどもを皆殺しにしてリアクターを止めたんだよ!! 父さんのカッコいい姿、お前にも見せたかったぞ〜!!」
コリン「でもその状態じゃ、ゼルヴェンジャーは当分発進できないね。早くアメリカの大統領と交渉して地球人のメスを分けてもらわなきゃ」
セーガン博士「そうだな、ちょっとがんばり過ぎたかな? ワッハッハ!!」

仲良く笑い合う親子2人…。
アクメ・リアクター内で悶絶中の彩音や遥が聞いたら、卒倒しそうな会話であった。

一方、巨大戦闘母艦バルビツールの司令部では。

オペレーター「フォン・ギールケ、消滅しました!!」
モーカリマッカー「そうか…」

戦闘をモニタリングしながらモーカリマッカーはそれなりに満足していた。
隣に立つ補佐官が彼に問いかける。

ボチボチ・デンナー「本当にこれで良かったのですか? 総統の許可なく放送日以外で勝手に出撃させてしまって…」
モーカリマッカー「かまわん。総統には特攻させろと指示は受けたが、いつ出撃させろとは言われておらん。理由など如何ようにも言い訳できる」
ボチボチ・デンナー「さらにハイデガー様の戦死は我が軍にとっては大きな損失です」
モーカリマッカー「急場しのぎの戦闘ロボで敵にあれだけ被害を与えられたのだから戦果は上がった。それに…」
ボチボチ・デンナー「それに…?」
モーカリマッカー「奴は埋め込んだ電子頭脳と生身の身体で不適合が起きており、長くはもたない生命だったのだ。良い死ぬ場所を与えてやったと思えばよい」
ボチボチ・デンナー「はぁ…」

(裏切り者セーガンめ!! いつまでも自分の思い通りになると思うなよ!! 総統と違い私は甘くないぞ!!)

モーカリマッカーは不敵な笑みを浮かべつつ、心の中でそう叫んでいた。


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