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超合体★アクメロボ ガングリオン
【SF 官能小説】

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彩音ピンチ!! ガングリオン機能停止!!-12

ガングリヲンに脅威をあたえる敵は地球上には存在しない。
だとすれば…。衛星軌道上の巨大戦闘母艦『バルビツール』以外にないではないか。

コリン「うわわっ!!」

ガクン、と大きく機体が揺れる。衛星軌道目がけてガングリヲンが発進した。
急激なGで全身に衝撃が走る。コリンは顔面蒼白となった。

コリン「だ、ダメだ! もうこれ以上は…僕の身体が…保たないっっ!! 全身バラバラにされちまう――!!」

(やはり…。もう…あの手しかないのか…? だが、あれは…あれは…!!)

コリンは全身を襲う激痛の中でも一瞬、逡巡した。
パイロットスーツのポケットから取り出したコントローラーを握り締める。
バーサーカー・モードを使うと決めた時点でこうなることはわかっていた筈なのに…。
その頬を大粒の涙が伝った。

コリン「彩音――ッッ!!! 許してくれ―――ッッッ!!!」

コリンはコントローラーのスイッチを押した。
次の瞬間、彩音の脳内に仕掛けられた超小型カプセルが爆発。

……ボンッ!!

常人には聞き取れない音だったが、その爆発は彩音の脳幹を破壊し、生命活動を停止させるには十分な威力だった。

その時、彩音は、ガングリ・ホースを押し倒して馬乗りになっていた。
高速ピストンでガングリ・ドッグのペニスを根元からもぎ取り、股間に突き刺さったままのペニスでガングリ・ゴリラのアヌスを犯して昇天させ、最後の獲物であるガングリ・ホースに食指を動かしたところだった。
ガングリ・ホースの超ロングサイズのイチモツを股間にあてがい、右手で調節しながら挿入を始めた矢先である。

ガングリ・ホース「許して!! 助けて!! ミーはジェントルマンの故郷イングランドに帰りたいのよ〜!!」
彩音「…………ッッッ!!」

ガクッ。
それまでギンギンの獣欲パワーを発散していた彩音の全身から力が抜けた。
と、同時にガングリ・ホースのイチモツの挿入角度を調節していた手も離れた。
制御を失った彩音の身体に全体重がかかり、どんどんずり下がってゆく。
ズブブブブブブ………ッッ!!!!

彩音「…も"ぐや"ん"ぅじに"っっっ!!! う"ぞぶぃん"ん"っっっ!!!!!」

ブチブチブチブチッ!!!!!
胎内で内蔵が裂ける音がした。
ホースの巨大過ぎるペニスは意味不明な悲鳴を上げ続ける彩音の子宮底を突き破り、内蔵を破裂させ、食道を通って口腔まで達したのだ。
遂に口からペニスの先端が顔を出し、それと共に血まみれの内蔵が湯気を立ててこぼれ落ちる。
むりむりむり…っ。

ピッ、ピッ、ピッ、ピッ。…ピ―――――……。

彩音の心臓は完全に停止した。

コリン「…止まった…」

フラットになったモニターの心電図を見てコリンは呟いた。
それまで暴走していたアクメ・リアクターは緊急停止。パワーを失ったガングリヲンの機体は徐々に落下し始める。
彩音の死を悲しむ暇もなく、コリンはガングリヲンの機体制御に必死となった。

コリン「…くっ!! コントロール出来ない!! 暴走が止まってもノーマルモードに戻せない!! 戦闘でどこか故障したのか?!」

地上に向かってどんどん落下を続けるガングリヲン。
そのスピードは凄い勢いで加速してゆく。

コリン「うわ―――――ッッッ!!!!」

操縦桿を握って必死に動かすが、機体の落下は止まらない。

コリン「だ、ダメだ!! このままじゃ墜落だ―――ッッッ!!」

キ―――ン!!
どんどん地上が近づいてくる。その先に見えるのは北海道の原野だ。

(地球の平和を守るって父さんと約束したのに…。約束破ってごめんよ…。僕はもう…限界だ…)

コリンの脳裏を父であるセーガン博士の顔がよぎった。

コリン「彩音―――ッッッ!! 父さ―――んッッッ!! もうすぐ僕もそっちに行くからな――ッ!!」

コリンは絶叫して目を閉じた。

しかしその時、遥か彼方から未確認飛行物体が近づいてた。
それは鋭角的なフォルムの戦闘機であった。
謎の戦闘機は凄いスピードでガングリヲンにたちまち追いつき、その背部に合体!
ガングリヲンは地上寸前で機体を立て直してそのまま急上昇。
虚空に向けてビームを放つと、その先にガラスが割れたように展開する亜空間へと飛び込んでいく。

(…コリン! コリン! 目を覚ませ!!)

誰かが呼ぶ声がする。

コリン「ううう…。ハッ!! ここは…何処だ? 僕は…死んだんじゃなかったのか…?」

コリンが意識を取り戻した時、そこはベッドの上だった。
その傍らには1人の人物が立っている。

レオ・セーガン博士「コリン。今までよく戦ってきたな。…会いたかったぞ!」
コリン「父さんっ?! 父さんは死んだ筈なのに!! これは幻?! それともマシン・ダディの立体映像か?!」
セーガン博士「どちらでもない。私はこうして生きているよ。ステッドラー親衛隊に研究所を襲撃された時、自爆すると見せかけて地下のトンネルに逃れていたのだ」
コリン「父さん!! 本物の父さんなんだね!! 父さん!! 父さんっ!!」

コリンは博士に抱きついて泣きじゃくる。親子の感動的な再会であった。

セーガン博士「コリン、安心しろ。ここはステッドラーの独裁政権を打倒しようとするレジスタンス組織が作り上げた宇宙船『ゼルヴェンジャー』だ」
コリン「はっ!! 彩音はっ?!」
セーガン博士「ガングリオンに積んでいたメスのことか? 死亡していたが、あんなものアクメ・リアクターのクローン機能でまた再生すればいいだけのことだ」
コリン「それじゃダメなんだよ、父さんっ!! あの彩音じゃなきゃ!!」

(彩音――ッ!! 頼む!! 間に合ってくれ!! 僕が蘇生してやるからな!!)

コリンは格納庫に向かって駆け出していた。


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