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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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魔性の女達-8

 初日のヨガ教室が終わった。更衣室で着替えている時に、帰る太田が肩をポンと叩いた。
 「激しいぜ?彼女は。ヒヒヒ!お先!」
ニヤニヤして帰って行く太田の背中を見つめる。
 (本当にそんな美味しい話、あるのか??)
そう思いながらも自分でも良く分からないような期待感を抱いていたりした。
 更衣室を出た篠田。その瞬間、ハッとした。何故なら男子更衣室の正面の廊下の壁際に曜子が立ってこちらを見ていたからだ。清楚な白の丈の短いワンピース。ムッチリとした太股にドキドキする。ハイヒールにナマ足。若々しい容姿は魅力的に見えた。曜子は篠田の姿を確認するとこちらに歩いて来た。完全に動揺する篠田。足が止まると曜子はどんどんと距離を縮めて来た。
 「初めまして♪篠田クンでいいのかな?」
 「あ、はい…。」
 「今から時間ある?」
 「は、はい…」
 「良かった。じゃあ今から付き合ってくれる?」
 「は、はい…大丈夫です…。」
曜子は満足げにニコッと笑った。
 「じゃあ行きましょ?」
 「はい…」
人目も憚らずに腕を絡ませて来た曜子。駐車場に向かい赤の高級外車に乗り込んだ。
 (や、やっぱ金持ちなんだ…)
高級外車の助手席に座り緊張した面持ちの篠田。車が走るとついつい曜子の太股や胸をチラチラ見てしまう。
 (オッパイ、でかいなぁ…。)
谷間からしても立派である。締まるとこは締まり、出るところは出ている。まさにダイナマイトボディだ。下半身がムズムズしてしまう。
 「ど、どこに行くんですか…?」
太田の話に半信半疑であり、しかしどこかに期待感を持っている篠田。曜子は運転しながら答える。
 「ンフ、私の家よ?」
 「えっ…?」
思わず運転する曜子の横顔を見る。
 「い、家に行って何を…」
曜子はニコッと笑いながら言った。
 「セックス…」
 「は、はい…!?」
耳を疑った。ストレート過ぎる言葉に篠田は言葉を失った。
 「篠田クン、さっきヨガしてる時、私の事、いやらしい目で見てたよね?」
 「!?い、いえ…」
 「見てたよねぇ?」
 「…は、はい…スミマセン…」
誤魔化し切れないと判断した篠田は正直に答えた。
 「謝る事はないわ?だって私は篠田クンとしたかったからサイン送ったんだもん。そのサインに篠田クンが答えた。だから誘っただけよ?ンフっ…」
 「え…」
太田の言う通りだ。始めから曜子は自分を誘っていたのだと確信した。太田の話は本当らしい。太田の言った熱い夜と言う言葉が頭の中に悶々と浮かんでいた。


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