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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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今は、かけがえのない一時を-10

星司が触れるまでは、自分でさえもその部分を触らないと優子は決めていた。その一途な想いは淫乱な本質とは滑稽なほど対照的だった。

そのため卑猥な割れ目を開くにしても、陰毛を処理した大陰唇に直接触れることはしない。優子は太ももの裏から回した手で内股を抱えると、割れ目が開くように両足を外に引っ張った。

一旦閉じていた割れ目が、愛液による密着効果でピッタリとくっついていたが、外に引っ張る力が加わり、愛液の糸を引きながらクパァと開いて淫靡な女の中身を晒した。ヌメヌメと濡れた淫部は、見ているだけで濃厚な雌の薫りが匂い立つようだった。

「おまんこクパァ…」

陽子がパイパンにしてから、自身のその部分を鏡に映して、手で開いたり閉じたりしながら、その卑猥な状態を口にして楽しんでいた。優子のそれを目の当たりにした陽子は、思わずその言葉をつぶやいていた。

そんな陽子にとって、目の前でクパァと開いたなめかしい淫部は、同性でありながらもゾクゾクするほど魅力的だった。ついつい手を伸ばしかけたが、触れる直前になんとか思い止まることができた。

行き場を失った陽子のその手は、収まる場所を求めて、自ずと自身の股間に伸びていった。

ホットパンツをずらしたその手は、下着を穿かないむき出しの下腹部の上に被せられた。中指が自然と縦スジの割れ目の位置に合わさっていて、それが柔肌に触れると同時に自ずと曲がり、秘裂の中にニュルリと沈み込んでいった。

 「あっ…」

中指を受け入れた割れ目の中は、興奮の徴が溢れ出ていた。それを感知した中指は陽子が認識するより早く溝に沿って動いて、卑猥な露を溝全体に馴染ませた。その動きによる快感で、陽子の半開きの口から甘い吐息が漏れた。

「はあぁ、とても綺麗よ優子ちゃん、エッチな汁が椅子に滴り始めたわ。凄くエッチでドキドキする。はぁ、はぁ、はぁん」

優子自身、その『エッチ』な姿を自分では確認できない。しかし、吐息混じりに伝えられた淫らな情況は、見えないだけに想像力が掻き立てられた。

(あたしのおまんこに興奮してオナニーしている…あたしのエッチなおまんこで…)

今まで不安で占められていた優子の心境に、少しづつ変化が訪れてきた。陽子の言葉にゾクッとしたのだ。陽子の官能的な吐息と、時折聞こえるシャッターを切る音が、それに拍車をかけた。

そんな心境が変化する中で、陽子の卑猥な要求が続いた。

「足を開いたままで、今度はおっぱいを下から持ち上げてみて。はぁ、はぁ、そうよそう。いいわ。乳首も起ってるわよ。はぁ、はぁ」

不安と興奮で震えた手の動きが女体に影響を及ぼし、触れもしない乳首を固くさせていた。

(摘まんで確かめたい…)

優子は胸を下から持ち上げる手を伸ばして、自分のその乳首に触れたくなったが、星司に見てもらうまではダメだと思って我慢した。

(ダ、ダメよ…エッチなことを考えたらダメ…)

優子のそんな葛藤をあざ笑うかのように、パシャパシャと響くシャッター音が、益々敏感な部分を刺激した。限界が近い。このまま時間が経てば、自分から陽子を求めそうな予感がしてきた優子は、そろそろこの状態を終わらせたかった。

「も、もういいですか?」

「次で終わるからもう少しだけお願い。今度はもっとおっぱいが目立つように胸を反らせてみて。そうそんな感じ。そうねえ、手を背もたれの後ろに廻してみて。そうよ、ああん、可愛い乳首が上を向いてるわ。あっ、写真撮るから、そのまま動かないでね」

胸を反らせた女体の前方から、その卑猥な姿を捉えるシャッター音がしばらく続いた。


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