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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
【フェチ/マニア 官能小説】

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愛のメトロノーム-6



高槻はニヤリと笑う。

「気持ちが俺の方に」

「……」

「なんだよその無表情は?」

言われてハッと思い出していた──


夏希ちゃんのメールに返事してないっ…

あたしは高槻の手を振りほどくと慌てて携帯を開いた。


届いてたメールを今一度開く──



⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
愛してる

浮気したら俺泣くからね
( p_q)

できれば予定より早く帰ってきて(;o;)


⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒


「………っ」

夕べ届いてた泣き顔の顔文字で綴られた夏希ちゃんからのメール。

高槻に押し倒されたあとだけに、気付いても返事が出来ず保留のままだった…


どうしよう──


そう思いながらあたしはメールを打った……


⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒

あたしも愛してる


⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒

嘘臭いだろうか──


こんなに遅くなってから打ち返したメールなんて…

愛が足りないってまた怒られそうな気がする…


でもしょうがない──


あたしなりに色んな心の葛藤があって…

なんかいままでの人生にないってくらい色々悩んでっ──




「うあぁぁっ…掛かってきたっ!…」


居るだろうか?

恋人からの着信にこんなにビビる奴って──


まさしく怪しいことやってますよってな疚(やま)しい気持ちの現れじゃないだろうか?

メールを送信した直後に掛かってきた夏希ちゃんからの電話をあたしは中々取ることが出来ない…


電話を握ったままあたふたしているとプツ──っと着信音が途切れていた。


「どうしよう…」

呟くあたしを多恵ちゃんが気にかける。

「どうしたの晶?」

「あ〜ちょっと…電話してくる…」

あたしは皆から離れて静かな場所を捜した。

意を決して夏希ちゃんに電話をかけ直す。


「もしもし、晶さん?」

「は、い…」

「…何してんの?──」

「え──…と…」

口ごもるあたしの背後で今回目玉の催しもの。打ち上げ花火が上がり始めていた・・・



タイミング悪すぎ──っ…




「今、新幹線に乗ってるはずだよね?」

「……ぅ、…はい…」

夏希ちゃんの声のトーンの低さにあたしはビビる。

「窓からどんな景色が見えてるのかな?」

「あー…と…真っ暗な夜空が」

「夜空…そう…」

「………」


「いいね…夜空と花火──…って」

「……そっ…そだね」


「どこで見てるの?花火を──」


「花菱デパートの屋上…」

「……晶さん…」

「は、い…」

「いいよ…楽しんでて…俺ももうすぐ仕事終わるから──」

そう言った夏希ちゃんの電話の向こう側で“藤沢さん”と呼ぶ声が聞こえていた。


「じゃあ…またあとでね」

相変わらず低い声のままそう告げると夏希ちゃんは電話を切った──


「…帰ったら…なんて言い訳しよう…」


あたしは電話を見つめたまま小さくそう呟やいていた。



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