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痴漢の巣窟書店−女子高生2人組−
【痴漢/痴女 官能小説】

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−亜美、発芽 その1--1


_ 亜美は恐らく、股間に経験した事の無いような「疼き」を感じていたのだろう。やや前かがみの姿勢をとり、そしてこれも恐らくだが、わが身に起こった感覚を「尿意」と認識していたのだろう。涌井が、親切な店長然とした声色で、
「トイレなら奥にあるよ」
と、ひとこと言ってやると、返事もそこそこに店の奥へと駆けて行った。
_ 店内には、至る所に隠しカメラが仕掛けられていた。店舗エリアだけではなく、バックヤード、休憩室、仮眠室、そしてトイレの中にまで。
_ 更にはトイレの中にまで、「罠」は仕掛けられていた。トイレットペーパーにもある薬剤が染み込ませてあったのだ。催淫性と言うよりは、塗布された箇所の神経を過敏にさせる、刺激性薬剤である。
_ トイレに入って用を足した亜美は、その薬剤が染み込んだトイレットペーパーで局部を拭いた。
_ 既に媚薬の影響で、淫靡な欲情の高揚と股間の疼きを催していた亜美が、薬剤の効果で、局部の感覚を敏感にさせられたのだ。もはやただ歩くときの、足を前後に動かすその摩擦だけで、足が地面に衝突する時の衝撃だけで、亜美の局部から全身に向けて、快感が駆け巡ったはずだ。
_ 店のレジ台の陰に仕込んだモニターで涌井は、店の奥に駆けて行き、トイレに入り、便器に座って用を足し、薬剤の染み込んだトイレットペーパーで局部を拭くまでの亜美の様子を、観察していた。
_ 何台もの隠しカメラから送られて来る映像を、次々に切り替える事によって、涌井には、亜美の姿を補足し続けることが可能だったのだ。
_ 亜美が手を洗う時に覗き込んだ鏡の裏にも、隠しカメラは仕掛けてあった。マジックミラーの中からの盗撮だ。
_ そのカメラには、かすかに呼吸を荒げ、焦点の合わないうるんだ目をした亜美の童顔が、至近距離から捕えられていた。強制発情に至らしめられたその情動が、赤裸々なまでに克明に盗撮されていた。
_ 亜美はトイレを出て、店舗エリアに向かって歩き出したが、その足取りは重く、なかなか前には進まなかった。一歩一歩が、全身を貫くような快感を伴っているのだろう。何歩か歩くごとに、小さく、
「あっ」
と、声を漏らしさえした。
_ 涌井は客にバレ無いように、音声を消してあるモニターを見ていたが、亜美が喘ぎ声を漏らして歩いている事は、容易に知れた。
_ 休憩室を通って店舗エリアに戻ろうとしていた亜美だが、そこにあるソファーが目に入ると、腰を下ろさずにはいられなかった。
_ そして、ソファーに沈み込むように座り、うっとりとした表情で天井を見つめていた亜美の右手が、ゆっくりと股間へと近づいて行った。
_ 徐々に思考力が鈍りつつあった亜美は、肢体から湧き上がる要求に素直に応じ、自分でも何をしているのか分からない内に、その指先を股間に当て、秘部の割れ目に沿って撫で上げていた。
_ 更なる快感が生じた。電流の様なものが背筋を駆け抜けた。また、声が上がった。一度ではない、何度も続けて上がった。
「あっ、ああっ、あっ、あっ」
_ 亜美の幼く愛らしい声が、休憩室を満たして行った。


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