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恋人宣言
【女性向け 官能小説】

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色っぽい目つきで見つめられながら、
私の口から舌を出し入れする。
ぐるりと口内を舐めて。
私の全てが・・・
口内までもが、俺のだと主張した。

秘部に入っている指が、私の中をかき回す。

口内と、乳首と、秘部を、同時に責められて
身体が弓なりに反る。
後ろの直哉に寄り掛かるように頭を預けると
笑いながらキスを続けた。

指を引き抜いて、両手で私を立たせて

「ん・・・・・ぁ」

壁に両手をつかせた。
後ろからゆっくりと私を犯して
手で胸をまさぐる。

「はぁぁ・・・・ぁんっ」

顔を私の首筋にこすりつけて
「いいにおい」
なんて満足そうに声を出す。

「誕生日おめでとう」

こんな時に、似つかわしいのか似つかわしくないのか。
私の中に入りながらお祝いされて。

「ありが・・・とっ・・・ぅ」

満足にお礼も言えない私を満足そうに笑った。

「来年の誕生日も二人でセックスに溺れようぜ」

そう言って笑うと、今まで胸を触っていた両手を私の腰に当て
さらに引きよせるように律動を早くした。

「は・・・ぁぁぁ・・」

「葵。愛してるよ」

そう言いながら、そう言われながら
その言葉の中で、私たちは、果てた。



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