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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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フレア ヨガ教室-7

 決して新しくはないが、しっかりと手入れされている椅子に座り入会の手続きをする。
 「ヨガ教室に入会したからと言っても、それがフレアに入信すると言う訳ではないのでご安心下さい。一応誤解のないよう規約にも明記してますので。」
確かに入会申込書にはそう明記されていた。気になったのは入会金が1万円、月謝が5千円と言う意外にもリーズナブルな価格設定であった事だ。
 「意外に安いんですね。」
 「ええ。ヨガってそんなにお金はかからないですよね??一般的か、それよりも少し安い価格設定じゃないかと思います。出来るだけ気軽にたくさんの方にヨガを体験して貰いたいので。でも色気がない訳ではありません。」
 「色気?」
 「はい。フレアの修行の基本はヨガです。私たちはヨガを通して世の中で悩みを抱えた人達に活力を与える事が目的で、その喜びをみんなで分かち合い、またその喜びを広めて行く活動をしてます。ですからヨガを通じて私たちフレアの事を理解して欲しいという願いはありますから。」
 「なる程。まだまだ宗教団体には偏見がつきまといますからね。」
 「ええ。実は私もヨガを通じてフレアと出会ったんです。初めは名前が変わったからと言ってもあのノウム原理教の流れを組んだ団体です。偏見はありました。でもヨガを通じてフレアを偏見なしに見てみようと思いました。そうしたら同じ喜びを分かち合える仲間がたくさんいて、世間に悩んでた私が心から笑える事が出来るようになったんです。本当にヨガに出会えてよかった、フレアに出会えてよかった、今ではそう思ってます。」
心が澄み切った人間以外に見えない広沢涼子。安心のおける柔らかな雰囲気を持つ女性に思えた。中野と篠田は迷わず入会の申込みを済ませた。
 「一緒にヨガを楽しみましょうね。」
 「涼子さんも仕事終わりにヨガするんスか??」
涼子はニコッと笑う。
 「はい。仕事中はずっとヨガしてる会員様が羨ましくて仕方ありません。ですから仕事終わった後には思い切りヨガを楽しんじゃいます。」
急に可愛らしい表情を浮かべた涼子に2人とも胸がキュンキュンしてしまう。
 「今は12時から15時までのクラスの方々がヨガを楽しんでます。見学されていきますか??」
 「是非!」
 「分かりました。ではご案内致します。」
3人は立ち上がり2階のヨガ教室に向かう。


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