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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
【フェチ/マニア 官能小説】

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帰省-6


周りは慌てて止めに入っていた。

「晶っ殺るなら籍入れて保険掛けてからバレない方法で手を打て!!」

「そうよ、女は賢く生きなきゃ!!」


止めてるのか止めてないのかクラスメイトの口からはそんな野次が飛んでくる。

あたしは息を切らして手を放した。


「ふう、ちょっと落ち着いた…」

「マジで死ぬと思った…」

高槻は首をさすりながら汗を拭う。でも顔は笑っている…


「なに?そんなに俺に捨てられてショックだったわけ?」


あたしは白い目で高槻を見てやった…

「お前、俺と別れてから彼氏作らなかったんだって?…」

高槻は何気に嬉しそうな顔を見せている。


誰から聞いたんだ?

そう思いながら多恵ちゃんと目が合うと気まずそうに顔をそらした。


お前が犯人か?──

そんな目線で訴える。


ただ、多恵ちゃんは責められない。

最初は確かに泣きどうしだったさ。

多恵ちゃんと同居してたからそのことに関しては多恵ちゃんは詳しい…

心配も沢山掛けたしね。

未練がましく逢いに行ってみようと思った矢先に高槻に彼女がデキたって聞いてボロ泣きだったしね──



でも…


もう、全部終わったから──


女が区切りをつけたら恋愛は終わるから。


騒ぎを止めにきていた皆も元に戻り、店はまた普通に騒がしくなっている。



高槻は相変わらず嬉しそうな笑みを浮かべたままだ


「俺…」

「あたし…今は恋人居るからっ」

あたしは高槻の言葉を遮った。

「うそっ!」

その言葉に目を開いた高槻と、それ以上に驚いたのは多恵ちゃんだった……

「いつの間に!?あたし聞いてないよ!?」

言ってないし…

そして言い辛かったし…


だって、


まさか人気俳優の藤沢聖夜が居候にきて一週間で襲われて告られたました……


なんて誰が言えようか?


「いつから付きあってんの!?」

高槻より多恵ちゃんが前のめりで聞いていた。

「一ヶ月前くらいから…」

なんとなく言い辛く口を開く。

「どんな人?」

「う…」

まるでお母さんだ。多恵ちゃんの尋問は止まらない。

「いくつ?」

「二十歳…」

「年下!?」

高槻も一緒に声に出していた。

「そいつ学生?何してんの?」

高槻が聞いてきた。

「何って……」

「働いてる?」

「え…と、うん…」

「何してんの?」

質問責め?

あたしは戸惑いながら考えた。

「や、くしゃ?…」

「役所?公務員?」

「ちがうちがう、役者さん」

そう言い切ったあたしを二人してゲッて顔をして見ていた。

「なんで?悪い?」

「え〜…てかさ、本業がそれ?」

「うん…」

男に対して厳しい多恵ちゃんはすごく何か言いたそうだ。


「なんか晶、苦労しそう…」

「なんで?」

「だって食べてくの大変じゃん…まあまだ付き合い初めならラブラブで楽しいかもしんないけどさ…」

目の前の料理をぐちゃぐちゃかき混ぜながら多恵ちゃんは続ける。


高槻はなぜか黙ったままだった。

「まあ、長くは持たないね…てか、やめときな」

はっきり言いやがったな…

「苦労っていわれても…」
実際まだ苦労なんてしてないし…

「稼ぎないじゃん」

「稼ぎ?」

“地球中探して回るよ?そのくらいの金はあるからね?──”


夏希ちゃんのストーカー的愛情を思い出した。


「………それは多分…大丈夫、だと思う…」

「なに?もしかしてボンボン?遊びながら役者?余計悪いよ…」

「………」

あれ?違う話が出来上がってる?──

「それは男として問題だと俺も思う…」

高槻が口を挟んだ。

「……」

どうしよう──

あたしの恋人は

藤沢 聖夜 子役からずっと売れっ子の俳優でしっかり働いてる人です──


って…

言うべき?


夏希ちゃん…

こういう時、あたし──どうしよう……。



「と、とにかく心配はないって!役者で食べて行ける収入はある人だからっ!」

「なに?売れっ子?」

「あ〜…たぶん…」

「晶、心配掛けないように嘘ついてもダメだからね?」

「………」

夏希ちゃんの名前言ってもたぶん信じてもらえないなこりゃ…




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