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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
【フェチ/マニア 官能小説】

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凌辱という名の愛撫-1



床に押し倒した彼女の両手を片手で掴み、抑え込んだら空いた手で彼女のTシャツを託しあげた。

「あっ…」

微かに怯えながら反応して漏らした声に俺のひとつの箍が外れた気がした。

荒々しく迫って怯える声でも挙げさせるつもりで…

俺はこのどうしても手離したくない大好きな女性(ひと)に凌辱と言う名の愛撫を注いだ。

「ああっ…夏、希ちゃっ…」


ささやかな膨らみ…

赤い突起。

初めて出逢った時、布越しから覗いて俺を惑わせた二つの乳首を片手で交互につまむと晶さんの口から切ない吐息が漏れる。

さっきまで強情の一点張りで頑なに閉ざされた唇が震えていて、その様に異様な興奮を俺は覚えた。


「晶さん…っ…早く好きになって…」


離すつもりはないから──

こんなに好きにさせたのは紛れもない…あなたの責任だから──


片方の乳首を指先で弾きながら、もう片方を口に含んで舌を絡める。

頭上で聞こえる熱い吐息。甘ったるい声が微かに漏れる。

「晶…さん……」

吐息を漏らす唇を指でゆっくりとなぞる。

「……ずっと大事にするから──今日だけは…俺の好きにさせて」

「──あっっ!?」

強く吸い付いた乳首を熱い唇で吸引しながら引っ張る。



先ほどの思いの丈を彼女に刻み込みたくて抵抗されながら下衣を剥ぎ取り下半身に潜り込んだ。

「ああっ…いっ…っ」

這わせた舌の動きに添うように、感極まる彼女の声が聞こえ俺の心をむやみに掻き乱す。

皮を被った目の前の突起を何度も吸うと、それは真っ赤に充血してぶっくりと肥大していた──

「あうっ…もうっ…いやっ…」

漏れるそんな声とは裏腹に蜜を溢れさせる秘境の壷がヒクリと呼吸して俺を誘う。

「はあっ…晶さん…っ…もう俺が欲しい?」

陰唇と言う名の隠れた唇がまるでグロスを塗ったようにたっぷりと艶めき色を発する。


赤い光沢

ルビーの煌めき

そこは俺にとってこの世でただ一つだけの宝石だった──

「晶さんはキスが好きだからね……たくさんここにもしてあげる」

「やあっ…夏希ちゃ、やめっ…」

ゼリーを吸うようにして音を立てると興奮が増してくる。

次第に俺の名前を呼び始めた彼女の声が愛しい。

そんな声を聞かされたら逆効果だというのに、俺の舌に踊らされて晶さんは悲鳴に近い嬌声をたくさん奏でる。俺はそれがもっと欲しくて更なる愛撫を繰り返した。



「ねえ、晶さん…

俺、ホントは優しくないよ──

自分本位なセックス大好きだから…

だから今日はがむしゃらに思いっきり抱いてあげる──」


蕩けるヵ所を嘗められて感じてる彼女の頬を撫でて俺は唇を犯すようにキスをした。


思い知ればいい…


俺の熱さを


俺がどれだけこの熱さを抑え込んで昨夜、あなたに触れて居たかを──



急ききる呼吸でどれだけ胸が痛かったかを


あなたはもっと知るべきだ──



乱暴にねじ込んだ舌で彼女の口腔の唾液を吸い自分の唾液を流し込んだ。


彼女の唇の端から溢れる唾液を舌で掬い、息苦しそうに首を振る彼女の顎を捕えて沢山のディープなキスを降り注ぐ。

乱暴にすればするほど気分が昂って自分が抑制出来ず、完全に俺はただの雄という生き物と化していた。


「はあっ──」

言葉も浮かばない

強く吐く息だけが口から漏れる。




荒い深呼吸を何度も繰り返して覆い被さる俺の唇にいきなり歯を立てると彼女は思いきり咬みっ切っていた。

「──痛っ!…」

「はあっ…いいかげんっ苦しいんだってばっ…」

結構な量が出た。

傷みと驚きで離した自分の唇をなぞる指先に血が滲む。

鮮やかな赤

それこそ今、自分の熱い躰全身を巡っている紅蓮の海の血潮。


熱った赤い顔で睨みながら怒った彼女を見て、何故か色んな想いが一気に溢れた。


悔しさに涙が滲む


やり場のない想い


好きと言ってくれない彼女


一緒に居ることを拒み

昂る感情のままの激しい口付けさえも受け入れてくれない──

もう溢れる涙が抑えられなかった


「好きだって言ってるのに受け入れてくれないからっ…無理矢理するしかないだろっ──」


自分勝手な言い分

すべて彼女が悪い

全部彼女の責任

このエゴイズムな愛を増殖させたのは

昨夜あんなに俺にキスをさせて甘い言葉を吐かせた彼女自身だ──


抑えきれなくなるくらい好きにさせた彼女自身──



全部…あなたが悪い──




あなたが焚き付けて燃え上がらせた

立ち上がる熱で勝手に増殖しはじめた愛は昨夜よりも数倍に膨れ上がって、当たり前のように溢れてたのに──


その器を壊したのも晶さん…


あなたなんだよ…


ちゃんと受け入れてくれなきゃ

熱すぎる想いはもう色んなものを溶かしはじめてるから──



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