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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
【フェチ/マニア 官能小説】

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誘惑の日々-2


玄関に入れてもらい勃起した下半身を誤魔化す為に、勝手に家に上がりソファに座って足組んだ俺はその場をなんとかやり過ごした──

社長から掛かってきたらしい電話にでて明らかに躊躇いを見せ、いきなり現れた俺に戸惑った様子の彼女。

なんだか拒否されそうな雰囲気を感じてせっかく出逢えたのにそれは勘弁して、なんて思う俺が居たわけで……

勃起した下半身と供にこの美少年のような女をなんとかしたいと思う下心満々の俺が居て──


一目惚れってのを初めて経験して焦った俺なりに、ありったけの言い訳を並べてなんとかこの居候を認めてもらおうとあの時は必死だった──


あなたと一緒にいれるなら、手を出さないなんて大嘘の演技──…俺にはちょろい話だよ…

勝手に上がり込みソファで足組む俺をみる目は少し辛かったけど……。


そこんとこ、いったいいつになったらこの人に教えようか──


毎朝シャワーを浴びて半乾きの髪でソファで二度寝する姿。

鳴り続ける目覚まし時計を止めて、好きになった女性(ひと)の寝顔を暫し眺める至福の時──

…と、むやみに露出された薄着の眠り姫に下半身が猛る日々。

「なにやってんの!?」

「足のムクミ取り」

「………」


思いきり半ケツしてますけどっ!?


吸い付きたくなるほどケツ見えそうな短パンでナマ足持ち上げて自転車漕ぐポーズなんてやられた日にはどうしていいか……


ソファの上でストレッチなんて目の前でされる身にもなってよ、ほんとに…


そんな毎日なんだから手を出さないなんて約束…

守れないよ俺は──



もとい──

守る気なんてさらさらないし…



好きって感情でドキドキする日々は意外に新鮮で、

年頃の男と同居してるのにも関わらずリビングでうたた寝する度胸に毎回度肝を抜かれるけど…


あんまり無防備過ぎるとどうなっても知らないよ──


ねえ、晶さん



どうやって一線を越えようか企む奴がすぐ傍にいるんだから気を付けてくれなきゃね……


そう想いを巡らせながら、ソファで寝息を立てる晶さんをまた少しの間、

眺めていた……



〜あの日までの
夏希の苦悶〜



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