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幼肉の宴
【ロリ 官能小説】

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解放-1

第18話 〜〜解放〜〜


夏美の見つめる先に男の顔がある。
夫の顔ではない。
純平の顔だ。
純平が、ニヤニヤと笑いながら夏美を見おろしている。
いつものごとく、しまりのない顔で下卑た笑みを浮かべながら夏美を笑っている。
一時とはいえ、どうしてこんな男を好きになったのか、夏美は今でも自分が理解できない。
純平は、夏美の勤めていたパート先の社長の息子だった。
今年で22歳になる。
知り合った頃は、まだ21歳だった。
1年近く、身体の関係をつづけていた。
顔はともかく、背は低いが均整のとれた身体をしている純平だった。
無駄な肉のない肢体は、夏美にタケルの身体を思わせた。
顔はタケルとは似てもにつかない。
若い頃は、暴走族に入っていたのだという。
ひどく粗野な顔立ちをしている。
タケルとは違い、学もないし性格も粗暴で言動にも品がない。
いつまでも職に就かない息子に手を焼いた父親が無理矢理自分の職場に置いた。
ほとんど仕事などしていなかった。
パート先の女の子を口説くことにだけ熱心だった。
言い寄ってきたのは純平のほうからだった。
きっと、夏美の顔立ちのなかに子供っぽさを見つけて興味を持ったのだろう。
でなければ、こんなおばさんを純平が相手にするわけがない。
完成された女を純平は好まない。
適当なオモチャにできれば、程度しにか最初は考えていなかったはずだ。

見上げる純平の顔が揺れている。
きっと夏美は犯されているのだ。
夏美は、純平を見上げながら、タケルとつぶやいた。
いつもそうしている。
純平はタケルの代わりだった。
無駄な肉のない若い身体はタケルに似ている。
純平をタケルに見立てて、セックスに溺れた。
それは純平も知っている。
身代わりにされたところで純平は怒らない。
面白そうにニヤニヤと笑っているだけだ。
夏美が息子に欲情していることに気づいている。
純平を身代わりにして息子を犯していることを面白がっている。
純平を「タケル」と呼ぶことができた。
だから、こんな男であっても身体を許してきた。
純平は、夏美が悲鳴を上げるまで責めてくれた。


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