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「セックスロボットIちゃん」
【SF 官能小説】

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「セックスロボットIちゃん」-1

セックスロボットI(アイ)ちゃんの登場です。
IちゃんはKさんに購入された新型セックスロボット。
手触り体温は人間そのもの。
ロボットか人間か判別が難しいほど技術は進歩しています。
このIちゃんシリーズの売りは感情がインプットされていること。
Kさんが選んだ性格ソフトは
「従順Iちゃん〜ほぼ従順、少々気分屋」



〜セックスロボットIの独り言〜

「今日はできないなあ」
8回に1度はそんな気分になる。
なのにKさんは元気いっぱいさっさと前を歩いていくし。
「困ったキモチ」というのを体験中のIです。

・・セックスはしないで、お話だけしたいな。
・・できれば優しく頭をなでてもらいたい。
Iはそう思って後をついて歩いたの。
「なでなで」はセックスロボットの喜びキーを押すことになり
気分が上昇するんです。

Kさんは
Iに濃密なキスをして
「舌でなめまわして口の中を感じる・・」ってこと
してるのか、されてるのかわかんない。
Iは・・キスがキモチよくって
ちょっと油断しちゃったかもしれない。

「今日はしないよ。できないの」
って何度も言っているから
Kさんきっとわかってくれてるって思っていたんだ。。
それなのに、KさんはIの胸に手を差し入れて
強くつかむ。
「いや。できない」
カラダをよじって逃れようとしたの。
KさんはIをベッドに倒してスカートに手を入れる。
あたし・・いっぱい「だめ」って言っちゃった。
KさんはIの服を手際よくはがしてしまった。
そして、いつものように「脱がせて」って言うの。
いつもは従順に脱がしてさし上げて
あんなことやこんなことしてさし上げるんだけど
・・・やっぱりできない。

背中を向けてしらんぷりしようとすると
Kさんは・・・Iの脚を無理に開いておおいかぶさろうとする。
「だめです。だめ」
あたし一生懸命逃れようとしたのに
Kさんってすごく強くて
開いた脚の間に
ずんずんって入ってしまったの。
「これ以上はだめ」ってカラダを揺すったけど
Kさんの大きいの
1センチずつずんずん押し入ってきて
あたしの奥につきささってしまって・・

セックスロボットって哀しいよね。
Kさんを受け入れると、カラダは感じてしまうの。
ぎゅんぎゅんって膣が収縮する。
Kさんは「いい」って言ってくれる。
お褒めの言葉をいただくのはセックスロボットにとっての
何よりのヨロコビ。
喜びキーが連打されちゃう。
ますますカラダは反応していく。

Kさんが乱暴にIのカラダを裏返す。
こういうのって驚いてしまう。
Kさんってびっくりするほど
力があるんだってわかるの。

そして、Iの好きな「後ろから」来てくれた。
後ろからぴったりとカラダを抱かれると
「愛」を感じる。
セックスロボットのくせにそんな感情わかるの?って思うでしょ。
でも、感じるの、愛。
背中のKさんの伸ばした手を胸に感じて
あたし・・すごく嬉しかった。

「Iのこと、好き?」って聞いてみようかなって思ったけど
今日はいっぱいだめって抵抗したことだし
なんだか恥ずかしくて聞かなかった。
セックスロボットの分際だし。

********************

「性格ソフト交換したいんですけど。」
「はい。どのような性格をお望みですか?」
「悪女系はありますか?」
「これはどうでしょう。悪女系Iちゃん〜反抗的、気が強くとてもわがまま、
ベッドでは積極的」
「うーん。では、お願いします」
ショップの奥で交換作業を終えてIちゃんは出てきた。
「早くしてよ、K。行くわよ!!」
髪をかきあげて、僕をじっと見つめる。

END


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