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劇場版 Chocolate Time 第7話 赤い薔薇の秘密
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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赤い薔薇の秘密-6

 春菜は出し抜けに隣の修平に抱きつき、その唇を激しく吸い始めた。修平は驚いてとっさに目を見開き、少しだけ抵抗したが、やがて戸惑いながらも春菜の背中に逞しい腕を回し、強く抱きしめながら、口を大きく開いて春菜と舌を絡ませ始めた。二人の唾液が頬を伝い、首筋に流れ落ちた。


「ケンちゃん! ケンちゃんっ!」
「んっ、んっ、んっ!」健太郎と夏輝の身体が一緒になって激しく動く。「も、もうすぐ……」


 修平はいきなり立ち上がり、春菜の腕を掴んで背後のドアを開け、自分たちの寝室に連れ込んだ。その部屋に入った途端、春菜は焦ったように自分の身に着けたものを脱ぎ始めた。修平も同じようにシャツを脱ぎ、ジーンズを脱ぎ、下着を脚から抜いた。あっという間に全裸になった二人は、大きなベッドに抱き合って倒れ込み、重なり合い、また激しくお互いの唇と舌を味わい始めた。


「ケンちゃん! あ、あたし、あたしっ! も、もうイっちゃう!」
「夏輝っ!」
「あ、あなたもイって! お願い、イってっ!」夏輝の身体ががくがくと痙攣し始めた。
「で、出る、出るっ! 夏輝っ! 夏輝ーっ!」

 健太郎の身体が硬直した。そしてびくん、びくんと腰の辺りが大きく脈動を始めた。

「あああああーっ!」夏輝が絶叫した。「イくっ! イっちゃうっ!」

 どくどくっ! びゅくっ! びゅくっ!

「んああああああーっ!」健太郎が叫ぶ。「夏輝、夏輝っ!」
「ケンちゃん、ケンちゃんっ!」


 はあはあはあはあ……。夏輝と健太郎は汗だくになってソファの上で抱き合ったまま、まだ荒く息をしていた。
「な、夏輝……」
「ケンちゃん……。きょ、今日も良かった。とっても良かったよ」
「そ、そうか……。お、俺もすごく」

 夏輝は健太郎の胸に顔を埋め、目を閉じた。
「ん?」不意に健太郎が顔を上げた。
「どうしたの? ケンちゃん」
「何か、物音がする……」そして健太郎は夏輝から身体を離した。「二階から……」
「ホントに?」夏輝も起きあがり、耳を澄ませた。

「何か、声が聞こえないか?」
「ほんとだ……。やだ、泥棒?」健太郎は下着を穿き直して階段に向かった。夏輝もショーツを身につけて彼の後に続いた。

 階段を上りながら健太郎は夏輝の手を取った。「気をつけなよ、夏輝。危険を感じたらすぐに逃げるんだ」
「大丈夫。あたしも一応警察官だから」

 二人は階段を上りきり、寝室のドアの前に立ち、再び耳を澄ませた。


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