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劇場版 Chocolate Time 第7話 赤い薔薇の秘密
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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赤い薔薇の秘密-2



 喫茶『センセーション』。店の一番奥、窓際のテーブルに、春菜と修平は向かい合って座った。
「ごめんね、天道くん」すでに春菜は涙ぐんでいた。
 修平は焦って言った。「い、一体どうしたってんだよ、春菜」
「あ、あたし……もう、どうしたらいいかわからない……」瞳にいっぱいに溜まっていた涙が、彼女の両目からぽろぽろとこぼれた。
「は、春菜……」

「て、天道くん、助けて、私を助けて!」春菜は涙をこぼしながら目を上げ、すがるように修平を見た。
「春菜、と、とにかく、何があったか訊かせろよ」
「うん……」春菜はうつむいて目を閉じた。

 そしてそのまま静かに呟いた。

「ケンが浮気してる……」

「ええっ!」修平は驚いて目を見開いた。「ケ、ケンタが? う、浮気?」
「うん……」
「ま、間違いねえのか?」
「毎週水曜日、お店の定休日の午後、必ず出かけていくの」
「ケンタがか?」
「うん」
「どこに?」
「わからない……」
「わからねえ? で、でもそれでなんで浮気ってわかるんだ?」
「先週の水曜日、帰ってきたケンの首筋にキスマークが……」春菜はさらにうつむいた。

「キ、キスマーク?」修平は凍り付いた。「く、首筋って、ど、どこに?」

「ちょうど右の耳の下あたり……」
「な、何だって!?」修平は自分のその部分に、春菜に気づかれないようにそっと手を当てた。


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