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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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R4コーポレーション-7

 麻薬密売人がそんな簡単に足がつくような事はしないだろうなとは思っていた。西崎玲香はR4コーポレーションにかけていた訳ではなく、R4コーポレーションにかけていた山崎剛志の部屋から麻薬や覚醒剤を持ち出していただけだ。西崎玲香の通話記録を探した所で麻薬や覚醒剤を買った人間しか出て来ないであろう事は予測はついていた。実際、そうであった。
 「田口徹が亡き後、R4コーポレーションを動かしていたのは誰なの…?その人物が田口徹の所持していた麻薬や覚醒剤を持ち出したに違いないんだけどな…。」
今回ばかりはお手上げだ。全く頭に浮かんで来ない。田口徹の近くにいた喜多さえも協力者の存在に疑いを持ちながらもその事実は確認できなかったのだ。その人物を探し出すのは困難を極める事確実であった。
 「ここは頭を切り替えてフレアを調べようか…。」
未だに獄中のノウム原理教祖、深野浄京を崇拝する信者は多い。信者がどんなにその姿を見たくても彼は獄中の人間だ、見ることは出来ない。姿が見えない事が返って信仰心を高める信者も多いのだ。もはや伝説化しつつある。ノウム原理教改めてフレアは警察の調べで不穏な動きをしている事は分かっている。捜査の対象はもはや真田竜彦の逮捕だけではなく、爆発事件の究明も課せられている。より広い視野を持って捜査をしなくてはならない。
 「もしかしたらフレアが鍵になるかも知れないわね…。」
刑事としての直感が若菜にそう呟かせた。いよいよNFP始動である。若菜はフレアの中に潜入捜査を行う決断を下したのであった。


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