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淫乱ヒロイン2!【O−CLUB】の後継者
【SF 官能小説】

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マミの高揚-1

【マミの高揚】

【O−CLUB】のトップとして、久し振りにオナニーを披露したミヤコだったが、絶頂を迎えて素に戻った瞬間、室内に居る者たちの視線が自分に注目していることに、急激に羞恥を覚えた。

「お、お粗末様でした…」

その羞恥に堪えれなくなったミヤコは、床に落ちていたワンピースを拾って女体の前面を隠すと、真っ赤な顔をして小走りで更衣スペースに駆け込んだ。

「うふふ、みんなに見られるオナニーは久し振りだものね。柄にもなく恥ずかしがってるわ」

失神から復活していたケイコが、張りのあるミヤコの尻を見送りながら、楽しげな表情を浮かべた。

「えっ?ミヤコおばあちゃんでも恥ずかしいの?」

親族の乱交のときは、恥ずかしげもなく卑猥なことを率先していたので、マミにはミヤコの羞恥が想像できなかった。

「女はね、幾つになっても自分をさらけ出すのは恥ずかしいモノよ。まあ、それが快感に繋がるんだけどね。マミちゃんもそうでしょ」

ケイコは、様になるウィンクを決めるとマミの頭を撫でた。

「確かにそうだわ」

ケイコの言葉にマミは納得した。しかし、ケイコはマミに説明したこととは違うことを感じていた。マミとの再会を機にミヤコが少しづつ変化していることを肌で感じていた。そして極めつけは今のオナニー披露だった。これもかなり違和感があった。

(お母さん…もしかして…)

「…あちゃん、ケイコおばあちゃんてば」

ケイコの思考がマミの呼びかけで中断した。

「えっ?」

「どうしたの、ぼうっとして。まだクリトリスにローターの余韻を感じてるとか?」

「えっ?ち、違うわよ!そ、そうだ!ローターだ。ちょっと開発スタッフのホンジョウさん!」

可愛い孫から視線を外したケイコは、纏まらない考えを自身にも誤魔化すために、突然、その開発スタッフに振り向いて名前を呼んだ。

ケイコに名指しされたハルマはドキリとした。ケイコを実験台にしたロータードローンが暴走し、ケイコを失神させてしまったからだ。

失神から目覚めたときのケイコは、直ぐに幹部用の携帯モニターを手に取り、ダラリと舌を出して白眼を剥いた自身の記録画像を観て眉間にしわを寄せていたのだ。確かにあの姿は恥ずかしい。

気軽に淫らな姿を見せるので誤解しがちだが、目の前に凛として立つ女性は、この世界的企業の最高幹部なのだ。

その重要人物を失神させただけでもただではすまないし、更に、自分の年収の数倍以上もする高額な実験機を粉々に壊してしまったのだ。

ミヤコに得意気に説明していた高揚感はぶっ飛び、ハルマは解雇を覚悟した。

「ちょっと、あのロータードローンだっけ?アレってちょっと強力過ぎない?」

「も、申し訳ありませんでした」

ハルマは腰を深く折って頭を下げた。

「へっ?なにを謝ってるのよ。アレってもう少し調整できないかな」

真っ直ぐなケイコの目には怒りは感じられなかった。

「えっ?怒ってらっしゃらないんですか?」

「どうして怒るのよ。あんなエッチで気持ちいいモノを怒るわけないじゃない」

「えっ?ですが私のせいでケイコさんはあんな姿を晒したんですよ」

女性に恥をかかせたのだ、しかも幹部にだ。普通に考えて無事に済むわけはなかった。

「いいのいいの。乱交の最後のケイコおばあちゃんはいつもあんな感じだよ」

マミが手をヒラヒラさせて、どうってことないよと、付け加えた。

「ホントですか?」

神秘に包まれたケイコの実態に触れてハルマは驚いた。

「マミちゃんたら失礼しちゃうわね。いつもはあそこまで酷く失神してないわよ」

剥れたケイコが可愛いとハルマは感じた。どうやらこれに関しては赦して貰えそうだと思ったが、問題がもう1つあった。



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