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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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山崎剛志-3

 ヤクザの事務所、しかも物々しい雰囲気の地下室に閉じこめられ震えが止まらなかった玲香は手錠が外されたと同時に床にへたり込む。そんな玲香の正面にしゃがみ語りかける若菜。
 「あなたはシャブは打ってないの?」
 「はい…。」
 「そう。良かった。」
無理矢理シャブ漬けにされ取り返しのつかない状態にならずにすんでいた事に安心した。
 「いつからシャブなんて売ってたの?」
 「…1年程前です。」
 「シャブの入手経路は?」
 「…」
 「隠してても楽にはならないわよ?あなたは私が守るから安心して?」
それでも不安そうな顔を浮かべる玲香が重い口を開いたのは30秒程過ぎた後であった。
 「私とシルクムーンと言うキャバクラに勤めていた吉川華英と言う女は山崎剛志とともにサイト詐欺をしてました。」
 「サイト詐欺?」
 「はい。山崎剛志の運営していたガルビで私はサクラをしていました。そこでいい思いをさせて別のサイト、淑女の秘め事という会員制出会い系サイトに誘導するんです。素敵な夜を共にしてくれた報酬を女から貰える、みたいな。ガルビでいい思いをさせられた男は警戒心を失い簡単に登録してしまうんです。たいていの人間って利用規約とか面倒で読みませんよね?それが狙いなんです。1度目はいい思いをさせて報酬を払い、2度目には訳もなく怒るんです。難癖をつけていかにも失礼があったかのように。そして部屋を出ます。少ししてサイト側から電話が行きます。大切な会員の女性を怒らせてどうしてくれるんだと。その女性は会員を辞めてしまった、損害賠償を払えと。損害賠償についてはしっかりと利用規約に書いてあるんです。サイト側は利用規約に乗っ取っているわけで、利用規約を読まずに登録した方に落ち度がある訳ですから。登録時には住所などの情報が必要ですので身元は割れている。そこで後日取り立て屋に扮した山崎の友達が住んでいる所に現れ山崎のもとに連れていき脅すのです。たいていの男は泣き寝入りして消費者金融にお金を借りらされて払うもんなんです。でも真田竜彦は違った。復讐して来ました。私や吉川華英はレイプされ、写真や動画を撮られました。山崎も執拗に追いつめられ、私達同様全財産を奪われました。しかもあちこちの消費者金融にお金を借りらされ、多額の借金だけ残ったんです。借金取りに追われる中、山崎が覚醒剤の話を持って来ました。山崎がどこかから覚醒剤を仕入れ、私達が売ってお金を得るようになりました。おかげで借金はすぐに返済でき、なお懐も暖まりました。その甘い汁がやめられず、今なお覚醒剤を売ってました。」
 真田竜彦や山崎剛志の素性に迫る話を若菜は興味深く聞いていた。


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