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幼肉の宴
【ロリ 官能小説】

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歪曲-2


「ここだよ」

チカに案内されて連れて来られたのは、駅近くにある住宅街だった。
ちょうど学校をはさんで、ミナの家とは反対側の方向になる。

ずいぶんと歩いたものだから、足が棒のようになった。
学校を出た頃には、まだ西の山の上にあったお日様が、すっかり山にかかって落ちかけていた。

「わぁ……」

外から眺めただけでも、ずいぶんと大きくて立派な家だった。
真っ白な外壁に赤いレンガが所々埋め込まれ、2階にみえるアーチ状の窓は、異国風の雰囲気がある。

どうぞ、といわれて、ミナは、なかへと入った。
玄関をくぐるとき、チカは「ただいま」といわなかった。

「お母さんは?出掛けてるの?」

自分の家がそうなものだから、てっきり、チカの家にも母親が待っているものと思い込んでいた。

「うち、お母さんいないんだ」

「あ……ごめん」

「なんで謝るのさ、変なやつ」

恐縮するミナを尻目に、チカは、おかしそうに笑うだけだった。


案内されてリビングへと入った。

「うわぁ……すごぉい……」

あまりの広さに思わず声が出た。
ミナの家とはずいぶんと違い、かなり大きなリビングだった。

普通の部屋の2倍から3倍くらいの大きさがあり、天井にはシャンデリアまでが付いている。
横に長く広がる間取りは、入り口をはさんで、右がキッチンルームで、左側がリビングルームになっていた。

遮る壁はどこにもなく、リビング側の奥には、さらに引き戸の扉があって、その向こう側にも部屋は続いているようだった。

「すごいね……」

溜め息が出るほどの広さと、天井にシャンデリアまでが付いている豪華さは、チカの家が人並み外れて裕福であることをミナに教えていた。

「そうでもないよ」

チカは謙遜するように答えると、「ちょっと着替えてくるね」といって、リビングを出て行った。
すぐに、トントンと壁の向こうから、チカの階段を駆け上がっていく足音が聞こえた。

残されたミナは、まだ驚きを隠しきれず、あきれるように口を開けながら、部屋のなかを、ぐるっと眺めた。
ほんとに、溜め息が出るくらい大きな部屋だった。

隅々まで眺めながら、広い部屋を散策するように歩いた。
確かに大きな部屋ではあった。

だが、歩いているうちに何となく違和感を覚え始めた。
なんというか生活感があまりなくて、妙に寒々しい印象が強い。

カーテンは、裏も表も真っ黒な生地が使われていて、華やかさは欠片もなかった。
壁にも飾りらしいものはなく、ただの白くて無機質な壁紙が使われているだけだった。

ピカピカに磨き込まれたフローリングの床にも絨毯などはなく、その上に置かれたソファは乱雑に配置されている。

ソファは黒い革張りのものやパステルカラーを基調にしたカラフルなものなどが幾つかあり、その数の多さは、この家に来客が多いことを思わせた。

しかし、どれも向いている方向が、まちまちでなぜか統一感がない。
リビングには、あきれるくらい大きなテレビもあるのに、ソファはその前にも置かれてなかった。

なんか奇妙な部屋だった。

特にミナが気になったのは、引き戸の前にある大きなソファで、それは座る方向が引き戸のほうへと向けられていた。
まるで閉ざされた扉の向こうを眺めるような置かれ方がミナには訝しかった。

やはり黒の革張りで、横の幅はとても長く、ミナの家で使っている3人掛けのものより、はるかにサイズは大きかった。

試しに座ってみると、お尻の下がフワリとして妙にやわらかい。
ちょうどミナの座った足下のあたりに黒いペダルが飛び出していて、試しに踏んでみた。

「きゃっ!」

ガタッと背もたれが倒れて、ソファは、いきなり大きなベッドになった。
慌てて戻そうとしたが、倒れた背もたれは重くて、ミナには持ち上げられなかった。

あとでチカに謝ろうと思いながら、視線は自然と引き戸へと向けられていた。
まるで、この向こうに何かあると言いたげなソファの配置は、やはり気になった。

のぞき見は悪いと思いながらも、好奇心には勝てなかった。
ミナは、そっと引き戸を開けてみた。


なに……これ……。


目を見開いて、思わず後ずさった。
そこから逃げ出しそうになった。

わずかに開けた引き戸の向こうに、幾本もの鎖が垂れ下がっていた。


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