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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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ビッチ狩り-3

 金田は真利愛の感情をなるべく昂ぶらせないように様子を見ながら言葉を選ぶ。
 「その心当たりとは…、仮にその男が真田竜彦として、彼にお金を脅し取られていたと言う事…かな?」
真利愛は思ったよりも素直に答える。それは真利愛は今まで誰かに相談したかったが、出来なかった苦しみからようやく解放される事への希望だったのかも知れない。
 「はい。」
そこで金田は真田竜彦の顔写真を見せた。
 「この男に見覚えは?」
真利愛はゆっくりと顔を上げ写真を見る。
 「この人が…。」
名前には覚えがないが、顔には覚えがあるようだ。真利愛はようやくあの恐怖の覆面男と真田竜彦の存在が一致した。
 「見覚えあるんだね?差し支えなければ、なぜそのような事態になったのか話してくれるかな…?」
全てを話せば自分も罪に問われるかも知れない。しかしそれよりも体と金を毟り取られる地獄の日々から抜け出したいと言う気持ちの方が勝る。真利愛はやがて口を開く。
 「私、出会い系サイトで男の人を誘って、約束の場所で会ってホテルへ入る瞬間、彼氏が現れて俺の女に何するんだと因縁をつけさせて男の人を脅してお金を脅し取る事をしてました。その真田竜彦と言う人を騙した覚えがあります。きっとそれに気付いた真田竜彦って人が私たちに復讐してきたんでしょう。ある日覆面を被った人が彼氏を襲い、病院送りにされました。それで私は…、私は…レイプされて、その時の写真や動画を撮られて…、それを流されたくなかったら指定してきた金額を持って来いと言われて…。頻繁にお金を要求れ続けてました。その度に犯されて、また新しい写真や動画を撮られて…。お金が足らないとその写真や動画に顔が分からないように処理された物を売られて…。私、そのうち顔出しの物を流されるんじゃないかって怖くて、とにかく死に物狂いで援交してお金を集めてました。」
 肩を震わわせながらとにかく真実を伝えようと必死で口を開いた。
 「辛かったでしょう…」
さとみが優しくそう言うと真利愛は声を上げて泣き崩れた。真利愛を介抱するさとみ。暫く泣くと真利愛は顔を上げる。
 「自業自得です…。私のした事を考えれば復讐されて当然かも知れません。でも…でも…どうしていいか分からなくて私…」
そんな真利愛に金田は諭すように声をかける。
 「そんな時の為に我々警察がいるんだよ?君の苦しみはもう終わりだ。」
その言葉に再び声を上げて泣き崩れた真利愛。少女にとっていかに過酷な日々であったのかを思うと胸が痛む金田とさとみであった。


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