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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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白川歩美-8

 2人を見送ってからもそのリストに目を通す若菜。真剣な眼差しでパソコンを見つめる。
 「いくら100万以下だって言っても高校生にしてみたら大金よね。みんながみんな援助交際でお金を工面した訳じゃないでしょう。女子高生だけじゃなくて男の名前もちらほらあるわね。う〜ん…。消費者金融当たってみようか。女子高生の場合は未成年だから契約できないだろうし名前を照らし合わせても難しいけど、男の場合は殆ど大学生や会社員みたいだから顧客リストの中に出てくるかもね。じゃあ結衣ちゃんと近藤君、お願い!」
 「分かりました!」
結衣は少し嬉しそうな顔をして近藤の後についていく。何故なら少し気になる存在だからだ。なかなかきっかけがなく仕事以外の会話をした事はないが、ペアでの同行となれば少しは世間話するチャンスがあるだろう、そう思い嬉しくなったのだ。
 それとは対照的なのがマギー。室内には若菜とマギーと吉川しかいない。若菜に指示されてどこかへ行くとするならばまた吉川とペアだ。この組み合わせが定例化すると嫌だな…、そう思わずにはいられなかった。
 マギーの嫌な予感はすぐに当たる事になる。
 「マギーと吉川君は難しいだろうけどもう少し白川歩美の事について調べてくれるかな?さっき県内の各署には白川歩美の写真を送っておいたわ?恐らく真田竜彦は白川歩美が実は何かの目的で自分に近付いてきたなどとは気付いていないはず。もしかしたらそうとは知らずに白川歩美に接触してくるかも知れないし、偽装して恋人を1年間も続けて来たんだから、このまま真田竜彦を放っておくかしらってのもる。真田竜彦も白川歩美もさほど遠くには逃げてない可能性は高いと思うのよね。裏をついてまだ近辺に潜んでいるかもしれないし。2人に何か関係のある場所を当たれば、もしかしたら遭遇するかも知れないしね。お願い出来る?」
 「はい。」
マギーはすぐさま捜査に向かう。その後ろについていく吉川はマギーの程よい肉つきのプリッとした尻を見ながらニヤついて歩いて行った。そんな2人を見て微笑む若菜。
 「優秀なパートナーと組むより、頼りない相手と組んだ方が成長するもんよ、マギーちゃん♪いや、頼りないふりをしている優秀な人材と、か♪」
そう言って業務に戻ったのであった。


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