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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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白川歩美-6

 「こ、これは…。」
パソコンを立ち上げSDカードを開き中に記録されている物を見てマギーは目を丸くした。
 「これって…かなり重要な証拠だよな…。」
 「ええ。間違いなく…。」
マギーは直ぐさま若菜に報告する。若菜もそのSDカードの重要性にすぐに気付く。
 「それを持って今すぐ本部に戻って来て!」
マギーと吉川は慌てて真田竜彦の部屋を出て車に乗り込み県警本部に戻った。
 特命捜査対策室に戻ると早速パソコンでSDカードの中身を確認する。
 「これは…、真田竜彦が金を巻き上げたであろう人間のリストね…。」
エクセルファイルを開くと数多くの名前が書かれており、男女問わず金額までもが事細かに書いてあった。
 「総額1億5382万8000円…。よくもこれだけのお金を巻き上げた事…。」
驚きであった。簡単に集められる金ではない。若菜はリストに目を通す。
 一番初めに書かれていた人物は山崎剛志と言う男の名前だ。ガルビと言えば県内最大の出会い系サイトだ。と言うよりは、“だった”の方が適切かも知れない。ガルビと言う名前は広く認知されているが、そう言えば最近聞かないな…的な印象だ。記載は次の通りであった。。

山崎剛志 ガルビ経営者 合計8000万
西崎玲香(ローズヒップ玲香)2000万
吉川華英(シルクムーン美貴)1000万
山崎剛志 5000万

恐らくこれが真田竜彦が初めて金を巻き上げた事案であろう。いきなりの大金だ。これだけの金を吸い取れたら確かにクセになっても仕方がない。
 「いきなり8000万か…。どんな手を使って吸い上げたんだろうね…。真田竜彦は意外と頭脳犯なのかもね。」
腕を組みながらそう言った若菜。
 「近藤君、ちょっとガルビについて調べてくれない?昔は良く聞いたし利用者も多くて盛り上がってたけど、最近は聞かないもんねぇ。出会い系も廃れたのかな。」
そこで吉川が口を挟む。
 「いや、まだまだ出会い系してる人、多いですよ?もしかしたらガルビから名前を変えて運営してるのかも知れないし。」
そんな吉川に疑いの目を向けるさとみ。
 「あれ〜?やけに詳しいじゃん!もしかして利用してんの??」
 「す、する訳ないだろ!」
 「本当かなぁ?怪しい〜。」
 「本当だわ!したくなったら風俗行くし!」
思わず本音が出た吉川にさとみと結衣とマギーは口を揃えて言った。
 「サイテ〜。」
と。失笑した若菜はパソコンに目を向けリストを見ていった。



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