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《幼虐〜姉妹姦獄》
【鬼畜 官能小説】

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〈選ばれた姉妹〉-3

『次はこの姉妹って決めてたんだから、今さら変更なんかしたくないんだよね。それに僕達に『狩るな』って言うくらいなんだから、絶対に成功する自信があるんだよねえ?』


前園姉妹は麻紗美・里奈の中村姉妹と同じような業界に居るとはいっても、その知名度や人気は段違いと言ってもいい。

七三オヤジの上から目線の指示を逆手にとり、長髪男は無理難題な狩りを逆に要求してみせた。

絶対に三人では狩れない姉妹を、逆転の発想で突き返した長髪男に、首謀者も小肥りオヤジも感心したような眼差しを向けていた。


『……なるほど……前園姉妹ねえ……どうだ、出来るか?』

『まあ大丈夫でしょう』


七三オヤジも引っ詰め髪の男も、勝ち誇ってみせる長髪男の出鼻を挫くように、すんなりと受け入れた。
それは三人の予想とは真逆な、期待外れな嬉しい“受諾”であった。


『そ…そうだよねえ?君達なら出来ると思ってたよ』


もはや訳の分からぬ強がりしか言えなくなった長髪男は、ギクシャクとした笑顔のまま掌をヒラヒラと揺らし、そして発言を続けた。


『狩るのは来週以降にしてくれないか?今週の土曜日に、前園姉妹の写真集発売のサイン会&握手会があるんだ』






前園姉妹の事は、首謀者も小肥りオヤジも知っている。
萌に劣らずムチムチとした体型の愛は、首謀者の好みのド真ん中を突いていたし、亜季の“あざとさ”さえ感じさせる可愛らしさは、少女を嗜好する者ならば極上の逸品として太鼓判を押すだろう。


『なあ、前園姉妹の最後の仕事を、僕達が見届けてやろうじゃないか?』


長髪男は挑発的に首謀者と小肥りオヤジを煽った。

これから拉致され、自分達の欲望に浸されながら生きるしかなくなる幼い姉妹の、芸能人として輝いている最後の姿を、しっかりとこの目に焼き付けてやるのだ。
それは狩りの興奮には劣りはしても、充分に刺激的な鑑賞となるだろう事は疑いようもない。
三人の頬は僅かな紅潮をみせ、早くも額にはじんわりと汗が滲んだ。


『土曜日過ぎに……だね?分かった、了解だよ。じゃあデータの方は、明日にでも持ってきてくれないか?』

『勿論さ。でも挨拶代わりにこのデータをあげるよ。ま、ほんの一握りしか入ってないけど“ハズレ”は一人も居ないはずさ』


長髪男はスマホからSDカードを引き抜くと、そのまま七三オヤジに手渡した。
そのカードをスマホに入れて確認すると、その中には20人近い美少女のデータが入っていた。

顔写真と住所と通っている学校、そして大まかな行動パターンと、それを記入した日時までも書き込まれている。

これ程のデータを得る努力と執念に脱帽しながらも、やはりまともな神経の持ち主ではないと失笑しそうになった。



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