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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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真田竜彦-3

 若菜はドスケベ素人オネーサマクラブの事務所を出た後、すぐに県警本部へと向かった。警備員に挨拶し電気がまばらな薄暗い廊下を通りエレベーターに乗る。特命捜査対策室のデスクに座ると情報をパソコンでまとめた。
 朝の6時、若菜は金田に電話する。
 「おはよう。」
まだ寝ぼけ気味の金田。いつも真面目でしっかりしている金田のそういう姿を見ると母性本能をくすぐられそうになる。
 「お、おはよぅござぃます…。は、早いですね…どうかしましたか…?」
 「今すぐ出署してきて?」
 「い、今すぐですか…?」
 「そう。よろしく。」
一方的に電話を切る若菜に有無さえ言えなかった金田は頬を叩き目を覚ましすぐに仕度を始めた。同じようにマギーにも電話した。マギーは起きていた。女は色々準備がある。起きるのは早かった。
 一方、USのメンバーの喜多、エリサ、大悟にも電話をかけ、朝7時に事務所に来るよう連絡した。大悟も寝ぼけていた。しかし喜多とエリサは昨夜ドスケベ素人オネーサマクラブの事務所に行った若菜からの電話を待っているうちについついセックスをしてしまった。若菜から電話が来た時は3回戦が終わろうとしている時であった。必死で殺したが、荒い息は若菜にバレバレであった。普通ならそれにムラムラさせられてオナニーしてしまう所であったが、今は事件に集中しておりそんか気分にはならなかった。
 30分後に早くも金田とマギーが来た。早くに呼び出された事に対しての不満はないようだ。もうすっかり刑事の顔になっていた。
 「今からこの番号について調べて?名前は加藤竜彦。加藤は偽名っぽいけど竜彦は本名の可能性が高い。各携帯会社の緊急連絡先に電話してどこの携帯会社か、契約者の名前、住所、職業を調べて欲しいの。その調べがついたら私に連絡ちょうだい。同時に運輸局に問い合わせてその男が所有する車のナンバー、車種まで調べてちょうだい。9時から始まる御洗署での捜査会議までに、ね?分かった?」
 「はい!」
特命捜査対策室の中でも優秀な2人だ。しっかり仕事はしてくれるだろう。若菜は慌ただしく県警本部を飛び出し、US事務所に向かった。
 こちらも既に3人が集まっていた。
 「みんなには三鷹義明、早苗と言う夫妻の身に起こった詐欺事件を調べて貰いたいの。水島海岸強姦殺人事件には直接的には関係ないけど、でもこの街に蔓延る悪の撲滅には変わりない。これからテロリストと戦う為のウォーミングアップだと思って頼むわ?」
 「はい。」
三鷹義明、早苗夫妻…、3人とも知らない名前だ。しかし喜多にはピンと来た。
 (ミズキちゃんの本名は三鷹って言うんだ…)
と。誰?誰?と騒ぐ大悟を無視して早速調べに入る喜多と、あとは勘のいいエリサであった。


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