投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

背徳のTバック倶楽部
【調教 官能小説】

背徳のTバック倶楽部の最初へ 背徳のTバック倶楽部 37 背徳のTバック倶楽部 39 背徳のTバック倶楽部の最後へ

【第36話】じらされた再会-1



寧々が舞のマンションに着いたのは2時5分前だった。
午前中から待ち焦がれていたが、恥じらいもあった。

あまりに早い時間だと自分の気持ちが見透かされるようで
あえて5分前にドアの前に立っていた。

マンションのエントランスに着くと舞の部屋の郵便受けには
宛名の書かれていないメモが挟まれていた。
『用事が出来ました。できれば16:00過ぎに』

寧々は涙が出そうだった。胸が苦しくなった。
試されている。もう完全に主導権を握られている。
学園の華は悔しい事この上なかった。

ただ鼻腔に残るあの匂いの記憶が媚薬に洗脳されたように
寧々の強がりを許さなかった。遅れてまた訪れるしかなかった。


『電話かLINEでもくれればいいのに、、。』
切ない空気が流れた。

そんな叶わぬ独り言を口にしながら
駅前のバーガーショップに足を向け、時間をつぶすしかなかった。

---------------------------------------

今日も相変わらず太陽は刺すような日差しだった。

福原と舞は少し時間を早め15:00頃にはマンションの前で落ち合っていた。


『失敗した、、。外は日陰でもやっぱり暑いわね、、。』
『やっぱ先生駄目、、、こんなに暑いの、、。持たない、、。』

『福原君、、ごめん。 やっぱり冷房聴いた部屋で聞かせて、、。』


特に学校から禁じられていたことではなかったが
舞はここ何年かは生徒を自宅に呼ぶのを慎んでいた。


『えっ先生いいんですか?』

『この前頑張ってたから福原君は特別ヨ、、。』

『あざ〜す。』

憧れのトール先生の部屋に招かれたとなると仲間にも自慢できる。
『あわやくば、、、。なんて』よからぬ事も一瞬、頭をよぎった。

騒動の聞き取りは舞のマンションですることで
彼女の部屋へ移動する事となった。



=================================

舞は松野の倒れるまでの行動やトレーニングメニューを
事細かく聞いてメモを取っていた。学校側の落ち度が最小になるようにの情報集めだった。

それは第一に教育委員会や保健所への報告というより
モンスターピアレンツに変貌した時の親への予防の対策であった。

早く正確に周りを固めないといけない。論理建てた情報収集が学校を助け
ひいては自分を助ける。

松野のほかに今年倒れた生徒は2名ほど居たが、クレームは皆無。
舞は学校側の信頼を勝ち取っていた。


『ありがとう助かった、、。』
『倒れた時も福原君が近くに居てよかったわ、。素晴らしい采配でした。』
『松野君も軽めの熱中症で済んだし、、。』

『いや〜そんなでも、、。先生に褒められるとうれしいな、、。』
 福原は頭を軽く掻いた。

『あっゴメン、そういえばお茶もまだだったわね、、。』
『いえ、気にしないでください。さっき来る前スポドリ飲んでたし、、。』
福原は謙虚だった。

舞はコーヒーを入れながら、恐るおそる福原に声をかけた。
『それじゃ、聴き取り終わったし、先生ビール飲んでいい、?、。』


『えっ昼間からいいんっすか、、。女性が独りで、、。』

『硬い事言わないの、、。夏休みでしょ、、。』

くるっとひと回りすると 舞は冷凍室に入れておいたキンキンのビールを
探していた。かわいい仕草だった。

ふと気が付くと部屋着になった舞はTシャツに短パンだった。
ノーブラのようだったので、形のいい乳房がよくわかる。

ダークオークのTシャツはそのまま触られてもいいようにと
乳首のシルエットはほのかに誘惑していた。

すれ違いざまに香るほのかなコロンの匂いは
舞の汗と混じって、少年の妄想を膨らませる。

『これだけ暑いとアソコも汗かいてるんだろうな、、。』
爽やかな笑顔の中で福原は想像していた。


舞は冷えた缶ビールをそのまま口に運んだ。
『く〜〜〜〜たまらん』部屋での舞いは無口な女でなかった。

 むしろ多弁だった。ただ、そんな普段着な雰囲気だったが、
髪をアップにした舞は色っぽく福原は大人のおんなを感じていた。

『誰がこんなきれいな先生を射止めるのかな、、。』いけない想像をする。
酔いやすい体質の舞だった。  酔うのに時間はそんなにかからなかった。
そしてお酒が入るといつも物静かな舞と打って変わって一気に言葉が多くなる、、、。

そして、部屋もちょうどいいくらいの温度に冷えてきたころだった。

福原のクラスの話で盛り上がり、目の前のあられが残り少なくなった頃だった。
舞は本題に入った。


『ところでさ、、福原君って彼女いるの?』

『キタ〜。』福原は無言で思った。


背徳のTバック倶楽部の最初へ 背徳のTバック倶楽部 37 背徳のTバック倶楽部 39 背徳のTバック倶楽部の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前