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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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竹中大悟と言うチャラい男。-2

 イケメンではあるがどこか抜けている、そんな容姿をしている大悟。ただ人懐っこく、どこか憎めない雰囲気を出している。
 「俺、事前に言われたのわぁ、捕まる前にやってた通りに麻薬を売れって事なんスよね〜。」
 「はぁぁっ?そんな訳ないでしょ?警察が犯罪を容認するって??」
全く持って信じられない話であった。それを聞いて喜多が口を挟む。
 「それは俺も言われた。」
 「えっ…?本当??でも実際見つかったら捕まるでしょ…?」
 「いやぁ、何かぁ、大元に辿り着く為には外から見てても分からないから、中に入り込まなきゃダメだって。ただ警察が俺が麻薬を売ってる現場に居合わせた時は逃げられたふりしてわざと逃がしてくれるって。そんな話、されてるっスよね?カズさん??」
 「(くっ、こいつ馴れ馴れしくカズさんとか呼びやがって!)あ、ああ。確かに言われた。」
大悟には視線を向けずにエリサを見て言った。
 「そうなんだ…。そんな事バレたら世間が黙ってないわよね。そこまでのリスクを背負って警察はこのUSを立ち上げたって事か…。」
 「何かドラマみたいな世界ッスよね〜?俺、CDDっす!」
また訳が分からない略語を言った大悟にエリサはサラッと言った。
 「超ドキドキ?」
大悟は嬉しそうな顔をした。
 「エリサさん、凄げぇっスね!俺の言いたい事分かってるッスね〜!気が合いそうッス!」
 「合いません。」
冷たく言い放つ。
 「何でッスか〜?エリサさんてCTD!」
 「超ツンデレ?」
大悟は更に大袈裟に驚く。
 「マジッスか〜!?何で分かるんスか〜!?エリサさんてESPっすか!?」
 「エスパーじゃないわよ?」
 「凄げぇ!!エリサさんて…」
この下りが暫く続いた。もはやパソコンを操作しながら淡々と答えるエリサに、その度に興奮していく大悟が滑稽に見えた。喜多はバカバカしくなりパソコンに向かったのであった。


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