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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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喜多と沼沢エリサ-3

 喜多と若菜のエロエロトークは続いた。2人のあまりの盛り上がりぶりにエリサも次第に自然な笑みを浮かべるようになる。
 「でな、結局あと1回ヤッちまってさぁ!俺、3回もイッちゃったよ!」
 「やーん!和ちゃん絶倫っスわぁ!絶倫っスわぁ!」 
 「ダハハハ!」
もはや肩を組んで酒を飲んでいた。調子に乗り、喜多がエリサの肩に手を回そうとすると軽く払われた。
 「てかさぁ、いくらホテル代安く済ませても、デリで2万3000円払ったら意味なくね??ラブホテルどころかスィート泊まれたじゃん!」
 「ダハハ〜!それを言わないで、若ちゃん♪」
 「馬鹿だねー!」
 「もっと叱って〜♪」
 「和ちゃんの馬鹿〜♪」
 「和ちゃんは馬っ鹿どぇ〜す!」
喜多があれ程嫌悪感を示していた呼び方をするぐらいにハイになっていた。2人の馬鹿話を聞きながら結構飲んでしまったエリサも実は結構酔っていた。しかし会話には入りずらく、専ら聞いて笑っていた。
 「でもよー、身の上話聞いてよー、親が騙されて多額の借金を背負わされて、それを助ける為にデリやってるって聞いて泣けて来てよぉ…。その子はお嬢様だったんだって。それまで何の苦労もしなかったであろうお嬢様がいきなり誰にでも股開かなきゃならない仕事しなくちゃならなくなるなんて、不憫でよぉ…。おまけに客からはヤリマンだのビッチ女だの罵声を受けながら必死で頑張ってる姿を思うとよー!」
 「だよねー、だよねー、だよねー!だから私達が悪い奴らを懲らしめて…ヒック、世の中を良くせにゃあいかんのよ、和くん!分かるかなぁ?」
 「分かる、分かるよ若ちゃん…。」
今度は肩を組んでお互い号泣していた。ふと気がつくと何故かエリサも顔をグシャグシャにして泣いていた。
 「その子、不憫やわぁ…。親の為に自分を犠牲にして〜!わーん!!」
まさかの涙腺ヒットにあれだけ酔っていた2人も驚き唖然としていた。
 「悪い奴ら、やっつけましょーね!!」
何とエリサから肩を組んできた。3人は肩を組みながら良く分からない歌を合唱して屋台のオヤジを苦笑いさせていた。 
 若菜はそれからの記憶が飛んでしまい、気付けば俊介の運転する車で帰宅する途中であった。たまたま俊介からかかって来た電話で俊介を呼び出し飲み料金まで払わせたそうだ。
 「あれ〜?和ちゃんとエリサわぁ〜??」
 「ん?彼らは肩組んで一緒に帰るって言ってたぞ?帰る方向一緒なんか?」
 「え〜?和ちゃん家ないけどぉ。まっ、いっかぁ♪」
そう言うと再び寝てしまった。次に気付いたのは朝6時、自宅のベッドの中であった。


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